世界中のチャンピオンが一堂に集まるボクシングファン垂涎のイベント、ワールドボクシングスーパーシリーズ(WBSS:World Boxing Super Series)の第2シーズンが2018年10月よりスタートします。このイベント、特に今回の第2シーズンが日本のファンからも注目を集めているのは"怪物"こと井上尚弥選手が参戦するからでしょう。
前回の第1シーズンはクルーザー級とスーパーミドル級のトーナメントが行われましたが、今回は再びクルーザー級、スーパーライト級、そして井上選手が出場するバンタム級の3つ。もちろん、すべてブックメーカーにて賭けの対象です。優勝予想オッズ、そして各試合ごとにマーケットが用意されます。
このページでは優勝予想オッズや試合日程など各種情報をまとめているので、大会を一層楽しむ参考としてお役立てください!
最新の試合情報について
井上選手の過去すべての試合結果と今後の対戦予定およびブックメーカーのオッズ情報はすべて以下のページにまとめています。次の試合のチェックにご覧ください!!
WBSS(World Boxing Super Series)とは?
ワールドボクシングスーパーシリーズは、団体の枠を超えて王者が集う、いわば世界最強決定戦。ザワーランドプロモーションズ(Sauerland Promotions)とリチャード・シェーファー(Richard Schaefer)の両ビッグプロモーターによって設立されたComosa AG主催のボクシングトーナメントです。WBA、WBC、IBF、WBOの世界王者、または世界ランキング15位以内の選手のみが参加でき、8人の選手によるトーナメントが組まれます。賞金総額は5000万ドル(57億円)。1回戦、準決勝、決勝を約1年かけて行い、優勝者には「モハメド・アリ・トロフィー」と賞金1000万ドル(11億円)が贈られます。
第1シーズンは2017年9月から今年の9月まで、クルーザー級とスーパーミドル級の2階級のトーナメントが行われました。そして第2シーズンが2018年10月から。トーナメント初戦が近づき、ブックメーカーでも各種オッズが発表されはじめました。
WBSSバンタム級の優勝予想オッズと出場選手・試合日程
ということで、まずは井上選手が出場するバンタム級からご覧ください。ブックメーカーで発表されていた優勝予想オッズに、ここまでの戦績と身長、年齢、FS(ファイトスタイル)、そして現タイトルを併記しています。
出場選手の情報とブックメーカーの優勝予想オッズ
井上尚弥(日本)
オッズ:1.57
戦績:16戦16勝(14KO)無敗
身長:1m65cm
年齢:25歳
FS:オーソドックス
WBA世界バンタム級レギュラー王者
エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)
オッズ:6.00
戦績:18戦18勝(12KO)無敗
身長:1m68cm
年齢:25歳
FS:オーソドックス
IBF世界バンタム級王者
ゾラニ・テテ(南アフリカ)
オッズ:6.50
戦績:30戦27勝(21KO)3敗
身長:1m75cm
年齢:30歳
FS:サウスポー
WBO世界バンタム級王者
ライアン・バーネット(イギリス)
オッズ:7.00
戦績:19戦19勝(9KO)無敗
身長:1m63cm
年齢:26歳
FS:オーソドックス
WBA世界バンタム級スーパー王者
ミーシャ・アロイヤン(ロシア)
オッズ:34.00
戦績:4戦4勝(0KO)無敗
身長:1m63cm
年齢:29歳
FS:サウスポー
ノニト・ドネア(フィリピン)
オッズ:41.00
戦績:43戦38勝(24KO)5敗
身長:1m68cm
年齢:35歳
FS:オーソドックス
ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)
オッズ:41.00
戦績:21戦20勝(9KO)1敗
身長:1m65cm
年齢:34歳
FS:サウスポー
ジェイソン・モロニー(オーストラリア)
オッズ:51.00
戦績:17戦17勝(14KO)無敗
身長:1m68cm
年齢:27歳
FS:オーソドックス
試合日程:1回戦(日付順)
赤字は勝敗予想オッズ
2018/10/07 A | 井上尚弥 (KO-1R) ファン・カルロス・パヤノ | 1.005 - 13.50 |
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2018/10/13 B | ゾラニ・テテ (判定3-0) ミーシャ・アロイヤン | 1.17 - 4.45 |
2018/10/20 C | エマヌエル・ロドリゲス (判定2-1) ジェイソン・モロニー | 1.06 - 7.20 |
2018/11/03 D | ライアン・バーネット (TKO-4R) ノニト・ドネア | 1.13 - 5.20 |
試合日程:準決勝
2019/4/27 1 | ゾラニ・テテ → ステフォン・ヤング (KO-6R) ノニト・ドネア | 11.00 - 1.01 |
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2019/5/18 2 | 井上尚弥 (TKO-2R) エマヌエル・ロドリゲス | 1.10 - 5.80 |
(10betの4/26時点のオッズ)
ゾラニ・テテが怪我で準決勝欠場となったため、控えとして登録されていたWBA5位のステフォン・ヤングがドネアの相手になりました。
試合日程:決勝
2019/11/7 | 井上尚弥 (判定3-0) ノニト・ドネア | 1.12 - 5.15 |
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(10betの11/4時点のオッズ)
井上尚弥優勝!!
WBSSスーパーライト級の優勝予想オッズと出場選手・試合日程
続いてスーパーライト級を。
出場選手の情報とブックメーカーの優勝予想オッズ
レジス・プログレイス(アメリカ)
オッズ:2.50
戦績:22戦22勝(19KO)無敗
身長:1m73cm
年齢:29歳
FS:サウスポー
WBC世界スーパーライト級暫定王者
ジョシュ・テイラー(イギリス)
オッズ:3.50
戦績:13戦13勝(11KO)無敗
身長:1m78cm
年齢:25歳
FS:サウスポー
イバン・バランチェク(ベラルーシ)
オッズ:5.75
戦績:18戦18勝(11KO)無敗
身長:1m73cm
年齢:25歳
FS:オーソドックス
キリル・レリク(ベラルーシ)
オッズ:10.00
戦績:24戦22勝(19KO)2敗
身長:1m75cm
年齢:30歳
FS:オーソドックス
WBA世界スーパーライト級王者
テリー・フラナガン(イギリス)
オッズ:12.00
戦績:33戦32勝(13KO)1敗
身長:1m77cm
年齢:29歳
FS:サウスポー
ライアン・マーティン(アメリカ)
オッズ:15.00
戦績:22戦22勝(12KO)無敗
身長:1m80cm
年齢:25歳
FS:オーソドックス
エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)
オッズ:36.00
戦績:28戦 27勝(24KO)1敗
身長:1m73cm
年齢:38歳
FS:オーソドックス
アンソニー・イギット(スウェーデン)
オッズ:41.00
戦績:22戦21勝(7KO)無敗1分
身長:1m71cm
年齢:26歳
FS:サウスポー
試合日程:1回戦
2018/10/07 A | キリル・レリク (判定3-0) エドゥアルド・トロヤノフスキー | 1.57 - 2.25 |
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2018/10/27 B | テリー・フラナガン (判定0-3) レジス・プログレイス | 5.40 - 1.12 |
2018/10/27 C | イバン・バランチェク (棄権TKO-7R) アンソニー・イギット | 1.16 - 4.50 |
2018/11/03 D | ジョシュ・テイラー (TKO-7R) ライアン・マーティン | 1.16 - 5.00 |
試合日程:準決勝
2019/4/27 1 | レジス・プログレイス (TKO-6R) キリル・レイク | 1.14 - 4.90 |
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2019/5/18 2 | ジョシュ・テイラー (判定3-0) イバン・バランチェク | 1.17 - 4.45 |
(10betの4/9時点のオッズ)
試合日程:決勝
2019/10/26 | レジス・プログレイス (判定0-2) ジョシュ・テイラー | 1.52 - 2.50 |
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(10betの9/28時点のオッズ)
ジョシュ・テイラー優勝!!
WBSSクルーザー級の優勝予想オッズと出場選手・試合日程
最後に、第1シーズンでも行われたクルーザー級の情報を。
出場選手の情報とブックメーカーの優勝予想オッズ
マイリス・ブリエディス(ラトビア)
オッズ:2.25
戦績:25戦24勝(18KO)1敗
身長:1m86cm
年齢:33歳
FS:オーソドックス
ユニエル・ドルティコス(キューバ)
オッズ:3.00
戦績:23戦22勝(21KO)1敗
身長:1m91cm
年齢:32歳
FS:オーソドックス
アンドリュー・タビティー(アメリカ)
オッズ:7.00
戦績:16戦16勝(13KO)無敗
身長:1m83cm
年齢:29歳
FS:オーソドックス
マキシム・ブラゾフ(ロシア)
オッズ:9.00
戦績:44戦42勝(25KO)2敗
身長:1m92cm
年齢:32歳
FS:オーソドックス
クシシュトフ・グウォヴァツキ(ポーランド)
オッズ:10.00
戦績:31戦30勝(19KO)1敗
身長:1m83cm
年齢:32歳
FS:サウスポー
ルスラン・ファイファー(ロシア)
オッズ:29.00
戦績:23戦23勝(16KO)無敗
身長:1m84cm
年齢:27歳
FS:オーソドックス
マテウシュ・マステルナク(ポーランド)
オッズ:81.00
戦績:45戦41勝(28KO)4敗
身長:1m83cm
年齢:31歳
FS:オーソドックス
ノエル・ゲボール(ドイツ)
オッズ:81.00
戦績:24戦23勝(10KO)1敗
身長:1m89cm
年齢:28歳
FS:オーソドックス
試合日程:1回戦
2018/10/13 A | ルスラン・ファイファー (判定0-3) アンドリュー・タビティー | 5.00 - 1.16 |
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2018/10/20 B | ユニエル・ドルティコス (判定3-0) マテウシュ・マステルナク | 1.14 - 5.00 |
2018/11/10 C | マイリス・ブリエディス (判定3-0) ノエル・ゲボール | 1.083 - 7.00 |
2018/11/10 D | クシシュトフ・グウォヴァツキ (判定3-0) マキシム・ブラゾフ | 1.72 - 2.00 |
試合日程:準決勝
2019/6/15 1 | ユニエル・ドルティコス (KO-10R) アンドリュー・タビティー | 1.31 - 3.15 |
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2019/6/15 2 | マイリス・ブリエディス (TKO-3R) クシシュトフ・グウォヴァツキ | 1.30 - 3.25 |
(10betの4/9時点のオッズ)
試合日程:決勝
2020/9/26 | ユニエル・ドルティコス (判定 MD) マイリス・ブリエディス | 2.60 - 1.50 |
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マイリス・ブリエディス優勝!!
WBSS第2シーズンの各種オッズ
とりあえずザッと選手ごとのインフォメーションと試合日程をまとめました。「試合はいつだ?」「ブックメーカーによる前評判は?」などをチェックする時の参考に使ってください。
井上選手の各試合ごとのオッズは以下に追加していきます。
井上尚弥vsファン・カルロス・パヤノ
(10betの10月7日試合直前のオッズ抜粋)
井上尚弥vsエマヌエル・ロドリゲス
(10betの5月14日時点のオッズ抜粋)
勝敗予想オッズは井上選手がガチガチです。衝撃のKOから半年、準決勝もKO勝利なるか!?
井上尚弥vsノニト・ドネア
こちらは10betの試合当日のオッズ。シンプルな2択の勝敗予想オッズ(当ページ途中の対戦カードの欄で掲載しているもの)と、最終ラウンドまでもつれこむか、ファイトアウトカム(試合の決着予想)、決着がつくラウンド予想、3way(引き分けの結果を含む3択)のなどの賭けが用意されています。試合数時間前の時点で井上選手は1.12倍。KO勝利は1.2倍!配当は小さくてもここは応援賭け一択!?
こちらはウィリアムヒルの11月4日時点のもの。ウィリアムヒルでは、このとき、勝敗予想は10betのような2択はなくて3択のみでした。一方、結果の種類を予想する賭けや、決着がつくラウンド予想などは同様に用意されています。井上選手のKOやTKOは1.17倍。そして、ラウンド予想は3Rでの井上勝利が最低オッズの7倍。(画像中のファイトトゥーゴーザディスタンス:Fight to go the distanceとは、試合が最終ラウンドまで進むか、という賭け)
初戦のパヤノは1R、準決勝のロドリゲスは2Rで沈めてきた井上。ドネアは果たして!?モンスターかフィリピンの閃光か!?
ワクワクせずにはいられない最強同士の大一番を楽しみましょう!!