次の賭けで損失回収!そんな時に使える計算機をご用意しました。
オイカリの特徴と基本的な使い方
オイカリは、その名のとおり追い上げ用カリキュレーター(計算機)です。説明に沿って数字(半角)を入力して「計算」ボタンを押すだけ。
負けを取り返すのに必要な次回の賭け金が一発でわかります。
補足
追い上げとは、負けるたびに賭け金を増やしていく賭け方の手法のことで、特に競馬業界で使われる言葉です。カジノやその他のギャンブルでは一般的にマーチンゲールという名称で浸透しています。
例えばカジノのルーレットで赤黒を予想する賭け(2倍)のように倍率が固定されているギャンブルなら、連敗した数だけ最初の賭け金を倍々していくだけなので次の賭け金は暗算でも簡単にわかります。
一方、スポーツへの賭けでは毎回オッズが違います。そのため累損を回収する計算が少し煩雑。
その解消にと、自作した計算機を仲間内でPC上で使っていたのですが、最近はモバイルからのプレーも増えてきたためサイトに設置しました。
使い方
使い方は簡単です。取り戻したい累積損失、次の賭けに勝った時に得たい利益、オッズをデシマル(小数点)方式で入力します。
この3つを入れてボタンを押すと計算結果が表示されます。
表示金額を賭けて的中すれば、今回の賭け金を除外して累損の全額回収+設定した利益分だけプラスになります。
例
たとえば、取り戻したい額が1万円で、次に賭けるのが1.8倍だとします。
利益は少なめの1000円と設定。
すると、次回賭け金は13,750円です。
的中時の払い戻しは1.8倍 x 13,750円 = 24,750円となり、賭け金の13,750円を引くと正味の利益は11,000円。
1万円を取り返してきっちり1,000円プラスですよね。
ブックメーカーのサイトで使っている通貨が日本円、米ドル、ユーロなどプレイヤーによって異なると思いますので、計算フォームに単位は書いていません。
ご自身のアカウントの通貨で入力して使ってください。
使用時のワンポイントアドバイス
計算結果は小数点以下まで表示していますが、実際に賭ける際は、小数点以下はもちろん1ケタ台も切り捨てるか切り上げてください。
たとえば結果が166.666なら、160か170にするなど。(端数まで厳密に賭けていると、ブックメーカー側に特殊な計算をして賭けているのを悟られて賭け金の上限を下げられるような規制リスクを高めてしまうため)
四捨五入によって想定利益に誤差がでてしまいますが、端数は必ず省略を。
回収したい累損と次回的中時の利益を大きくするほど、次の賭け金も増えます。
また、オッズを高くすると賭け金は下がりますが、同時に的中見込みも小さくなります。つまりバランスが大事です。損失回収にこだわりすぎないようご注意ください。
スポーツベッティングに追い上げは有効-オイカリの使い道はさまざま
オイカリは当初、競馬への賭けで累損回収計算ツールとして作ったのですが、スポーツベッティングに使ってみたら思いの外しっくりきました。
スポーツへの賭けでは、賭け方の種類によっては追い上げ手法がかなり使えます。
賭けたあとにオッズが変わると計算通りにはいきませんが、ブックメーカーのルールが「勝ったときは、賭けた時点のオッズで払戻し」なのも好都合。
特にライブベット(試合中の賭け)では有効です。
例えばテニスの「次のゲームはどちらが勝つか?」という賭けで、片方の選手がブレイクしそうなタイミングを見極めて追い上げを始めたり、サッカーなら「次のコーナーキックはどちらか」や「次の5分でゴールはあるか?」なども、タイミングがうまくハマると短時間で勝ち越せます。
これら以外のオッズでも使えますから、「損失回収(ルールを決めて)」と「戦略的に勝つ」ためのツールとしていつでも自由にご活用を。ただし、熱くなり過ぎにはご注意ください。