2023年2月開催、FIFAクラブワールドカップ2022(FIFA Club World Cup 2022)の大会概要、ブックメーカーによる各種オッズ(優勝予想オッズ・勝敗予想オッズ)をまとめた記録ページです。
年末または年始にかけて、各大陸の王者が顔を合わせる。開催国枠のチームはどこまで勝ち上がれるか?オセアニアは波乱を起こせるか?と、開幕前に期待する。準決勝から登場するヨーロッパと南米のチームは有利すぎやしないか?と毎回思う。でも、たまに南米はやらかして3位決定戦に落ちる。で、最後は結局ヨーロッパが優勝する……。
クラブW杯はここまでがほぼテンプレ化した、ある種その様式美を楽しむような大会でした(笑)と私は思いますが、それもあと2回となると感慨深いですね。予測どおりか、それとも最後に波乱が巻き起こるか、じっくり楽しみましょう。
以下、クラブワールドカップ2022(2023年2月1日〜11日)に出場する各チームの情報、優勝予想オッズ、各試合の日程と結果、勝敗予想オッズなどを確認する参考にどうぞ!
クラブワールドカップ2022優勝予想オッズ
まずは今大会に出場するチームの情報と優勝オッズからどうぞ。
CWC2022出場クラブ
開催国(代替枠) | アル・アハリ(エジプト) CAFチャンピオンズリーグ2021-22 準優勝 |
8回目 (2005,06,08,12,13,20,21,22) |
---|---|---|
オセアニア | オークランド・シティ(NZ) OFCチャンピオンズリーグ2022優勝 |
10回目 (2006,09,11-17,22) |
アジア | アル・ヒラル(サウジアラビア) AFCチャンピオンズリーグ2021優勝* |
3回目 (2019,21,22) |
アフリカ | ウィダード・カサブランカ(モロッコ) CAFチャンピオンズリーグ2021-22優勝 |
2回目 (2017,22) |
北中米 | シアトル・サウンダーズ(アメリカ) CONCACAFチャンピオンズリーグ2022優勝 |
初出場 |
南米 | フラメンゴ(ブラジル) コパ・リベルタドーレス2022優勝 |
2回目 (2019,22) |
ヨーロッパ | レアル・マドリー(スペイン) UEFAチャンピオンズリーグ2021-22優勝 |
6回目 (2000,14,16-18,22) |
クラブW杯2022はモロッコでの開催です。2013、14年以来3度目。
通常、開催国のリーグ戦優勝チームが開催国枠で出場しますが、今回はモロッコのウィダード・カサブランカがアフリカ大陸王者(CAFチャンピオンズリーグ王者)として出場するため、その準優勝チームであるエジプトのアル・アハリが開催国枠の代替として出場します。
そのアル・アハリはクラブW杯8回目の常連です。直近2大会と06年の計3回、3位の実績を持ちます。チームにはエジプト代表のMFモハメド・マグディ、FWタヘル・モハメド、GKモハメド・エル・シェナウィ、マリ代表のMFアリウ・ディエングらが在籍。今回、初の決勝進出なるか。
続いて、ウィダード・カサブランカ。2017年以来2度目の出場です。チームには、昨年W杯で躍進したモロッコ代表のDFヤヒア・アティヤット・アッラー、MFヤフヤー・ジャブラーヌ、GKアフマド・レダ・タグノウティらが所属しています。前回出場の2017年は、北中米のパチューカに延長の末1-0で敗れ、その後5位決定戦で浦和にも負けて未勝利で大会を去りました。(余談ですが、当時のパチューカには本田圭佑が在籍しており、先発フル出場していました)自国開催かつアフリカ王者として、初勝利を目指します。
オセアニアからは毎度お馴染み、ニュージーランドのオークランド・シティが10回目の参戦です。前回出場は6年前の2017年。最高成績は2014年の3位。チームには日本人の岩田卓也(39)も在籍しています。2012-19年までプレーしたあと日本に戻り、昨年オークランドに再加入しました。
アジアからはサウジアラビアのアル・ヒラルが2年連続の出場となります。本来ならACL2022優勝国の枠ですが、今季のACLはまだ完了していないため、昨年王者が出ることになりました。過去2回の出場はどちらも3位決定戦で敗れて4位。チームには、かつてポルトで活躍したマリ代表のムサ・マレガや、元ナイジェリア代表のオディオン・イガロらも所属。アジア勢の最高成績は準優勝、2018年のアル・アイン(UAE)と、2016年の鹿島。初優勝なるか?
北中米は、アメリカのシアトル・サウンダーズが初参戦です。過去18回の開催において、2005年のデポルティーボ・サプリサ(コスタリカ)以外、すべてメキシコのチームが出場していましたが、最後はシアトル。注目選手は、中盤のニコラス・ロデイロ、米代表のジョーダン・モリスとクリスティアン・ロルダン。前線からはラウル・ルイディアス、守備ではDFヌフ・トロがカメルーン代表、さらにDFハビエル・アレアガもエクアドル代表です。そして、守護神にステファン・フライ。この7名は、北中米CLベスト11メンバーです。
南米はフラメンゴが3年ぶりの出場。前回は、決勝にてリヴァプールに延長戦で敗れました。現チームにはユヴェントス、バイエルン、バルサ、インテルを渡り歩いたアルトゥーロ・ビダル(チリ)が昨年から所属しています。さらに同郷のエリック・プルガルも。U-23でリオ五輪優勝を経験したガブリエウ・バルボーザ、カタールW杯メンバーのペドロらが前線の要。ベテランMFエヴェルトン・リベイロも代表メンバーです。
そして最後のご紹介は、ヨーロッパのレアル・マドリー。4年ぶり6度目の出場です。初出場は第1回大会。この時は4位でした(現状とシステムが異なります)。その後、2014年の2回目出場から前回の5回目までは優勝。4度の王者は大会最多です。メンバーに関してはあえて触れるまでもないでしょう。圧倒的タレント揃い。ちなみに、現メンバーのなかで、過去のCWCに出場してゴールを決めているのは、モドリッチ(2018:1点)、ベンゼマ(2016:2点、2014:1点)です。
クラブW杯2022優勝オッズ
(10betの1/30/00:30時点オッズ)
優勝予想オッズ
レアル・マドリー 1.35
フラメンゴ 4.50
アル・ヒラル 25.10
シアトル・サウンダーズ 25.10
アル・アハリ 35.00
ウィダード・カサブランカ 50.00
オークランド・シティ 100.00
クラブW杯2022試合スケジュール及び勝敗予想オッズ
以下はCWC2022全試合の日程表です。合計7試合。キックオフ時刻は日本時間、試合ごとの勝敗予想オッズと試合結果は随時追記していきます。
02/02(木) 04:00 1st | アル・アハリ 3 - 0 オークランド・シティ | 1.35 - 5.02 - 8.44 |
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02/04(土) 23:30 2nd | ウィダード・カサブランカ 1(3PK5)1 アル・ヒラル | 2.68 - 3.15 - 2.71 |
02/05(日) 02:30 2nd | シアトル・サウンダース 0 - 1 アル・アハリ | 2.84 - 3.17 - 2.55 |
02/08(水) 04:00 準決 | フラメンゴ 2 - 3 アル・ヒラル | 1.42 - 4.88 - 6.82 |
02/09(木) 04:00 準決 | アル・アハリ 1 - 4 レアル・マドリー | 9.80 - 5.94 - 1.26 |
02/12(日) 00:30 3決 | アル・アハリ 2 - 4 フラメンゴ | 4.78 - 4.20 - 1.63 |
02/12(日) 04:00 決勝 | レアル・マドリー 5 - 3 アル・ヒラル | 1.27 - 5.97 - 9.33 |
(勝敗オッズは10betから随時抜粋)
優勝:レアル・マドリー
(優勝オッズ:1.35倍)