年末恒例のFIFAクラブワールドカップ(FIFA Club World Cup)が、昨年に引き続きUAEにて12月12~22日まで開催されます。ヨーロッパ、南米、北中米、アジア、アフリカ、オセアニアの各地域の国際大会で優勝したクラブと開催国のリーグ王者、計7クラブを集めたトーナメントによってクラブチャンピオンを決めるという名目の大会。今年は昨年の浦和に続いてアジア枠で鹿島が出場するため、注目しているファンも多いかと。
このページでは、出場クラブ、試合日程、トーナメント表などの情報、そしてブックメーカーによる各種オッズについてまとめています。大会を楽しむための参考にお役立てください!
クラブW杯2018の出場クラブとブックメーカーの優勝予想オッズ
開催国王者 | アル・アイン(UAE) アラビアン・ガルフ・リーグ2017-18優勝 |
初出場 |
---|---|---|
オセアニア王者 | チーム・ウェリントン(ニュージーランド) OFCチャンピオンズリーグ2018優勝 |
初出場 |
アジア王者 | 鹿島アントラーズ(日本) AFCチャンピオンズリーグ2018優勝 |
2回目 |
アフリカ王者 | エスペランス(チュニジア) CAFチャンピオンズリーグ2018優勝 |
2回目 |
北中米王者 | グアダラハラ(メキシコ) CONCACAFチャンピオンズリーグ2017-18優勝 |
初出場 |
南米王者 | リーベルプレート(アルゼンチン) コパ・リベルタドーレス2018優勝 |
2回目 |
ヨーロッパ王者 | レアル・マドリー(スペイン) UEFAチャンピオンズリーグ2017-18優勝 |
5回目 |
優勝予想オッズは?
このページを書いている12月5日時点ではまだ南米枠の出場クラブが決まっていないため、どのブックメーカーもまだ優勝予想オッズを発表していません。南米から出るのはコパ・リベルタドーレスの優勝者で、決勝の対戦カードはリーベルプレートとボカ・ジュニアーズというアルゼンチンの2大クラブ。決勝もホーム&アウェイ方式で、11月に行われた初戦はボカ2-2リーベルのため、アウェイゴール分だけリーベルが有利。2ndレグは12/9。→リーベルプレートがトータルスコア5-3で出場決定!
リーベルプレートの出場が決まって、12月10日の夜にSportsbet.ioにて優勝予想オッズが発表されました。その倍率がこちらです。
優勝予想オッズ
レアル・マドリー 1.30
リーベルプレート 3.50
グアダラハラ 12.00
鹿島アントラーズ 125.00
アル・アイン 400
エスペランス 400
チーム・ウェリントン 1000
大方の予想通り、レアル本命リーベル対抗。北中米のグアダラハラが12倍で、鹿島は125倍!
クラブW杯2018の大会日程・キックオフ時刻・試合ごとのオッズ
以下は全試合の日程情報。と言っても8試合ですが。キックオフ時刻は日本時間です。
12/13(木) 00:30 PF | アル・アイン 3(4PK3)3 チーム・ウェリントン | 1.40 - 4.60 - 6.70 |
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12/15(土) 22:00 QF1 | 鹿島アントラーズ 3 - 2 グアダラハラ | 3.35 - 3.00 - 2.25 |
12/16(日) 01:30 QF2 | エスペランス 0 - 3 アル・アイン | 2.70 - 3.05 - 2.65 |
12/18(火) 22:30 5th | グアダラハラ 1(5PK6)1 エスペランス | 3.45 - 3.15 - 2.20 |
12/19(水) 01:30 SF1 | リーベルプレート 2(4PK5)2 アル・アイン | 1.40 - 4.55 - 7.50 |
12/20(木) 01:30 SF2 | 鹿島アントラーズ 1 - 3 レアル・マドリー | 12.50 - 6.70 - 1.16 |
12/22(土) 22:30 3rd | 鹿島アントラーズ 0 - 4 リーベル・プレート | 4.65 - 3.65 - 1.74 |
12/23(日) 01:30 F | レアル・マドリー 4 - 1 アル・アイン | 1.13 - 8.25 - 16.25 |
オッズは10betが試合前に発表した90分間の結果予想。(延長・PKの結果は除く)
クラブW杯2018のトーナメント表
ちょっとこの日程表ではわかりにくいので、トーナメント表もご用意しました。試合日時は上記と同じくすべて日本時間です。
鹿島は2年前にもJ1優勝チームとして開催国枠で出場しているので、今回は2度目となります。前回は初戦でオセアニア王者のオークランド(NZ)に2-1、準々決勝でアフリカ王者のマメロディ(南ア)に2-0、準決勝で南米のナシオナル(コロンビア)を3-0で倒して日本のクラブとして初めて決勝へ進みました。そして決勝では欧州王者レアルと対峙し、ベンゼマによる先制のあとに柴崎の素晴らしい2発で一時勝ち越す展開に。その後ロナウドのPKで同点とされ、延長でさらにロナウドに2発決められて優勝こそ逃したものの、世界に大きなインパクトを残す結果となりました。
この大会は出場するクラブ間の格差がありすぎて、一部では「やる意味あるの?」とも言われています。実際、過去14大会すべてヨーロッパか南米のクラブが優勝していますし。が、「最後は欧州vs南米」というシナリオがはっきりしているからこそ、それを覆すような波乱があれば他の大会より余計におもしろく感じます。前回の鹿島、そして2013年のモロッコ大会で地元のカサブランカが決勝へ進んだ際も。
さて、15回目となる今大会は番狂わせがあるでしょうか!?南米チャンピオンは日程がギリギリ、欧州のレアルも今季は不調ということで、ひょっとすると歴史が変わるかも!?…という期待を抱きつつ、ブックメーカーで発表される各種予想オッズを絡めて今年も楽しみましょう!