PR 入出金方法の解説

ビットコイン(仮想通貨各種)対応ブックメーカー情報と使用時の注意点

ブックメーカーにビットコイン(BTC)で入出金する方法

このページは、ブックメーカーとの入出金にビットコイン(仮想通貨)を使用する方法、仮想通貨で入出金できるブックメーカーのリスト、ブックメーカーごとの対応仮想通貨、BTCやETHをスポーツベットに使用することのメリット・デメリット、リスクや注意点をまとめて解説した仮想通貨オンラインベッティングの総合ガイドです。

ゲーミングの業界では、仮想通貨の重要性は今後ますます高まっていくといわれています。

「持っているBTCやETHでプレーしたい」「仮想通貨をまだ持っていないけれど使ってみたい」とお考えであれば、参考にご覧ください。そもそも「仮想通貨とは何か?」といった初歩的な知識も解説しています。

仮想通貨対応ブックメーカー一覧表【2024年】

スポーツベットアイオーは複数通貨対応

この表は、仮想通貨を利用できる日本語ブックメーカーをまとめた一覧です。以下のブックメーカー各社では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、そのほか記載の通貨で入金・出金できます。

Sportsbet.io BTC、ETH、XRP、LTC、ADA、USDT、TRX、DOGE、BNB、BUSD、MATIC、USDC、TON
Cloudbet BTC、ETH、XRP、LTC、ADA、USDT、PAXG、MATIC、SHIB、SOL、TRX、UNI、USDC、USDP、ALGO、AVAX、BCH、BNB、DAI、DASH、DOGE、DOT、EOS、FTM、stETH、LINK、XLM、ZCash
Stake BTC、ETH、XRP、LTC、USDT、DOGE、BCH、EOS、TRX、BNB、USDC、APE、BUSD、CRO、DAI、LINK、SAND、SHIB、UNI、MATIC
1xbet BTC、ETH、XRP、LTC、ADA、USDT、USDC、TRX、BNB、SOL、DOGE、BCH、EOS、XLM、XMR、DOT、DAI、LINK、SHIB、DASH、ATOM、ETH Classic、Avalanche X-Chain、PSG Token、Juventus Token、AS Roma Token
20bet BTC、ETH、XRP、LTC、ADA、USDT、USDC、SOL、LINK、DAI、BNB、DOGE、DASH、XLM、DOT、VET、CRV、ZCash、Decentraland(MANA)、BTC Lightning
Pinnacle BTC、LTC、USDT
10bet BTC、ETH、LTC、XRP、USDT、USDC、TRX
Yuugado BTC、ETH、LTC、XRP、ADA、USDT、BCH、DOGE
GGbet BTC、ETH、LTC、USDT、TON、Binance Pay
bet365 直接は不可(Payz経由で間接的に利用可)
William Hill 直接は不可(Payz、MuchBetterなどを経由し間接的に利用可)
Betway 直接は不可(Payz、MuchBetterなど経由で間接的に利用可)

仮想通貨対応ブックメーカーでは、必ずビットコインが使えます。イーサリアムとライトコインもほぼ対応。

補足.1

Sportsbet.io、Stake、Cloudbet、1xbetは、入金した仮想通貨をそのままプレーに使用できます。(サイト内で日本円や米ドルなどに変換されない)

つまり、これらのサイトでは入出金時に値動きを気にする必要がなく、たとえばBTCやETHなどをスポーツに賭けて、予想が当たればその通貨で賞金を稼げます。

補足.2

Bet365、WilliamHill、Betwayは仮想通貨で入金できるネット口座(ペイズ等)を経由すれば、間接的に入金・出金可。

リンクをクリックすると各ブックメーカーの解説に移動します。使用できる通貨は変わることがありますので、表は随時更新します。

ブックメーカーで仮想通貨を入出金に使う理由

ここからは、ビットコインを含めた仮想通貨をブックメーカーで使用するための詳細解説です。ブックメーカーの入出金にBTCを使うメリットやデメリットをご確認ください。

入出金にBTC(仮想通貨)を使用するメリット

ブックメーカーでビットコイン(仮想通貨)を使用する主なメリットは「プレー資金を送りやすくなる」「高額の入出金を低額の手数料でできる」「資金管理の柔軟性が上がる」という3つがあります。

  • プレー資金を送りやすくなる
  • 高額の入出金を低額の手数料で
  • 資金管理の柔軟性アップ

1.プレー資金を送りやすくなる

1つめのメリットは、プレー資金を簡単に送金できるという点。

ブックメーカーで遊ぶ際、従来はネット口座を経由した送金が一般的でした。またはクレジットカードで入金し、ネット口座で回収。当時は、プレーの前に「ネット口座を開設する」という準備が必要でした。

ところが、すでにビットコインまたはイーサリアム、そのほか何らかの仮想通貨を持っているなら、自分のウォレット(仮想通貨を保有している口座)や取引所のアカウントから直接ブックメーカーに送金できます。また、稼いだ賞金も手軽に回収できます。つまり、仮想通貨保有者にとっては、ネット口座をはさむワンアクションを飛ばして入出金が可能です。

2.高額な入出金を少額の手数料で

2つ目は特にハイローラー(高額プレイヤー)には嬉しい利点、手数料の削減です。

仮想通貨を使用すると、手間が省けるだけでなく、手数料面でも大きなメリットを得られます。たとえば、ペイズから振込で回収する際は一定額を超えると手数料が1%発生します。1回あたりの最大出金額は50万ユーロ(約6500万円)のため、リミットいっぱいの引き出しには65万円かかることになります。(手数料は会員ランクや改定によって変動します)

一方、仮想通貨を使うと、そこまで大きな送金手数料は発生しません。実際に、以前Sportsbet.ioに2BTC(1BTCが約350万円相当の頃で700万円ほど)を送った際は手数料無料で10分で着金しました。また、1BTCが500万円弱で1400万円以上のタイミングで3BTCを引き出した際にも、20分ほどで回収できました。

手間と手数料の削減は、たとえ少額の資金移動でもメリットを感じます。額が大きくなればなおさらです。

3.入出金の柔軟性が高まる

3つ目のメリットは、入金元と出金先が限定されないこと。仮想通貨を使えば、どこからでも入金でき、どこにでも出金できます。

たとえば、Aウォレットから入金してプレーしたあと、Bウォレットに引き出すこともシステム的には可能です。仮想通貨の送付アドレスには名前がついていません。完全匿名です。マネーロンダリング防止・予防の観点からおなじウォレットによる入出金が推奨されますが、資金管理の柔軟性は格段に高まります。

入出金に仮想通貨を使用するデメリット(注意点)

利便性が高いにもかかわらず、ビットコインや各種仮想通貨をブックメーカーとの入出金に使うことで生じるデメリットは特ありません。まったく使ったことがなければ「難しそう」という先入観が挑戦を邪魔をするかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。

ただし、強いてマイナスを挙げると仮想通貨はボラティリティが高く(変動しやすい)、価格が不安定だということ。そのため、日本円や米ドルやユーロなどの法定通貨との交換のタイミングによってはマイナスになる可能性も生じます。反対に、大きく値上がりして差益が得られることもありますから、市場動向も要チェックです。

仮想通貨の取得方法

次は、仮想通貨を取得する方法をご説明します。ここでご紹介する方法は2つです。

1.取引所・販売所で購入する

ビットコインやイーサリアムなどを手に入れる方法はいくつかあります。そのなかで、もっとも一般的な取得方法が、「販売所・取引所サイト」での購入です。

仮想通貨の世界には、株や為替と同じように取引所と呼ばれるサイトがたくさんあります。大手を挙げると、ByBit(バイビット)、Binance(バイナンス)、CoinBase(コインベース)など。これらの取引所で口座開設して資金を入れて調達します。イメージ的には、「JPYをUSDやEURなどに変える」のとまったく同じです。そう考えると、初心者にもとっつきやすいのではないでしょうか。

または、サイトによってはクレジットカードで仮想通貨を購入することもできます。ただし、こうしたサービスは提供国や地域が限定されたり、使用するカードによってはシステムの関係で弾かれたりします。また、そもそもレートが悪いサイトも多いです。

スポーツベットアイオーでプレーしてビットコインをもらう

2つ目は特殊ですが、ある意味で仮想通貨をコツコツと貯めていける手法です。

スポーツベットアイオーでビットコインをもらう

ブックメーカーSportsbet.ioにはユーザー還元の仕組みがあり、遊べば遊ぶほどポイントが貯まって特典の1つとしてビットコインを獲得できます。つまり、ただ単にプレーを続けているだけで、少しずつビットコインを貯ていくことが可能です。

ビットコインを入金に使用したいというよりも、お小遣い稼ぎ感覚でビットコインを貯めたい人にはうってつけ。

Sportsbet.ioの使い方

ブックメーカーに仮想通貨で入金する方法と注意点

ビットコインの取得方法をご覧いただいたところで、さらに踏み込んでいきましょう。次は、ブックメーカーのアカウントにビットコインを送付する手続きの解説です。スポーツベットアイオーに限らず、仮想通貨をブックメーカーに入金する際の手順・流れは「1.入金先で送付アドレスを確認」「2.送付元からアドレスに送付」「3.着金を待つ」の3ステップです。

仮想通貨で入金する手順

そもそもビットコインは、英数字の文字列で構成される「ビットコインアドレス」同士で送受をおこないます。

BTCアドレス
(BTCアドレスの例)

そのため、送金するときは

  1. 相手先のアドレスを確認して
  2. 自分のアドレスから送る

という順番で手続きをします。よって、ビットコインを送付したいブックメーカー側の入金ページで入金先のアドレスを確認するのが最初のステップです。

ブックメーカーへのBTC入金方法解説1

入金ページには、英数字の羅列か書かれていて、それをQRコード化した画像も一緒に掲載してあります。このアドレスをコピーします。

アドレスをコピーしたら、今度は自分がビットコインを保有している送付元のサイト(取引所やウォレットなど)に入って、外部へ送付する手続きをおこないます。

ブックメーカーへのBTC入金方法解説2

案内に沿って進めて、コピーしてきたアドレス宛に送りたいビットコイン額を指定して確定させると完了です。

送付手続きが完了後、5分~30分ほどでブックメーカー側のアカウントに届きます。

仮想通貨で入金する際の注意点

ブックメーカーに仮想通貨を送付する際の注意点は「1.送付先のアドレスを確認する」「2.仮想通貨ごとにアドレスは異なる」「3.取引所のルールに従う」の3つあります。

送付先のアドレスは毎回確認する(重要)

ブックメーカーの入金ページに書いてある送付先のBTCアドレスは、入金のたびに必ずご確認ください。

以下は、スポーツベットアイオーに入金した際の実際の画像です。

ビットコイン利用時の入金先アドレスの違い

初回入金時の送付先アドレスは「38dRux…」という文字列で始まっています。

そして、以下は二度目の入金時に指定されたアドレスです。

2度目に送付先アドレス
ビットコイン利用時の入金先アドレスの違い2

今度は、「3nwwz…」となっています。

このように、入金先のアドレスが更新される可能性があり、確認せずに前回のアドレスをコピペしてそのまま使うと、着金しないうえに間違ったアドレスへ送ってしまったビットコインは2度と返ってきません。保証も一切なしです。

したがって、入金する時は毎回送付先のアドレスをチェックしてからお手続きください。

仮想通貨ごとに送受のアドレスは異なる

BTCならビットコインアドレス、ETHならイーサリアムのアドレスと、仮想通貨ごとにそれぞれアドレスがあります。送付間違いはお気をつけください。たとえば、ビットコインをイーサリアムのアドレスに送る、イーサリアムをリップル(XRP)のアドレスに送るといった手違いをしてしまうと、やはり戻ってきません。

【補足】取引所のトラベルルール(Travel Rule)とは?

「トラベルルール」は、仮想通貨の送付に関する世界共通の取り決めです。使用する取引所によっては、送付ページにて、相手の名称や目的などを申告する必要があります。(日本は2022年4月以降に導入しました)

国および取引所によって仮想通貨送付時のルールと要件が異なる場合がありますので、事前にチェックしてお取り扱いください。

ブックメーカーからの仮想通貨の出金方法と注意点

今度は、ビットコインの出金方法について解説します。

ブックメーカーのアカウントからBTCや仮想通貨を出金するのは、視点をひっくり返すと「ブックメーカーから外部のサイトに入金する」ということ。つまり、入金と逆で今度はブックメーカーが送付元、賞金を回収したい取引所やウォレットが送付先になります。

よって、手続きは入金時と作業が逆になるだけです。

仮想通貨で出金する手順

最初に送付先の取引所やウォレットにて送付先のアドレスを確認します。

ブックメーカーからBTCを出金する方法解説

ビットコインを回収したいアドレスをコピーします。その次に、ブックメーカーの出金ページに移動します。

BTCブックメーカーの使い方(出金)

ブックメーカーの出金ページにて先ほどコピーしたアドレスを貼り付け、出金したいビットコイン数量を指定して確定します。

BTCブックメーカーの使い方(出金2)

10分〜30分程度で着金します。

仮想通貨で出金する際の注意点

出金時の注意点も、入金時とそのまま同じです。送付先のアドレスを間違えないようにご確認ください。

ビットコインが「英数字の文字列でできたアドレス単位で送り合う」という基本の使い方を理解しておけば、一度も送ったことがない方でもすぐに使えるようになるでしょう。

使いやすい仮想通貨ブックメーカー

ビットコインやイーサリアム、そのほかの仮想通貨で資金を入出金できるブックメーカーサイトのなかで、特に人気&使いやすい業者をいくつかピックアップしました。

スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)

評価の高いBTCブックメーカー

名称 スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)
設立 2016年
対応通貨 BTC、ETH、XRP、LTC、ADA、USDT、TRX、DOGE、BNB、BUSD、MATIC、USDC、TON
ウォレットタイプ マルチウォレット
特徴 プレーするごとにキャッシュバックでBTCを貯めることができる

スポーツベットアイオーは仮想通貨が利用できるブックメーカーのなかでは特に人気のサイトです。

利用が簡単かつボーナスイベントもおもしろい。仮想通貨は10種以上に対応。「クラブハウス」という会員還元の仕組みで、プレーするごとにポイントを貯めて一定レベルごとにキャッシュバック(BTC)やボーナスと交換できます。

登録は15秒〜30秒で完了。仮想通貨・日本円両方対応で、とりあえず遊んでみたいなら最適です。

クラウドベット(Cloudbet)

おすすめの仮想通貨ブックメーカー

名称 クラウドベット(Cloudbet)
設立 2013年
対応通貨 BTC、ETH、XRP、LTC、ADA、USDT、PAXG、MATIC、SHIB、SOL、TRX、UNI、USDC、USDP、ALGO、AVAX、BCH、BNB、DAI、DASH、DOGE、DOT、EOS、FTM、stETH、LINK、XLM、ZCash
ウォレットタイプ マルチウォレット
特徴 還元率100%のゼロマージンオッズあり

クラウドベットは、仮想通貨でプレーできるブックメーカーのパイオニア的存在。2022年に本格的に日本語対応・日本語サポートが始まり、人気を伸ばしています。

20種類以上もの仮想通貨に対応、プレーするごとにポイントが貯まって還元されるロイヤリティシステムも搭載。賭け式の種類は少なめですが、倍率は総じて良い。珍しい通貨にも対応していて、仮想通貨の扱いに長けたマニアックなプレイヤーには非常に重宝します。

【補足】マルチウォレット式ブックメーカーとは?

スポーツベットアイオーで使える通貨一覧

上記のスポーツベットアイオーとクラウドベットは、マルチウォレット式ブックメーカーです。マルチウォレットとは、アカウントのなかで日本円やドルや仮想通貨を分けて管理できる機能のこと。任意の通貨で賭けることができ、その通貨で賞金が稼げます。

つまり、仮想通貨対応のマルチウォレット式のブックメーカーではビットコインを入金してビットコインのままスポーツにベットでき、賞金もビットコインで得られます。よって、入出金のたびにレートの変化を気にする必要がありません。

反対に、多くのブックメーカーはシングルウォレット式(通貨固定)で、仮想通貨で入金しても、サイト上の表示通貨(JPYやUSDなど)に両替されます。そのため、入金時・出金時のたびにレートチェックが必要となります。

マルチウォレット式サイト
任意の通貨でプレー可能

Sportsbet.io

Stake

Cloudbet

1xbet

【予備知識】仮想通貨はブックメーカーでますます重要に?

最後に、ビットコインや仮想通貨全般の特徴について、技術的に突っ込んだ部分は省略して基礎知識を補足として解説します。すでに仮想通貨をお持ちの方、使用したことがある方は飛ばしてください。

ビットコインの特徴

ビットコイン(Bitcoin)は、簡単に言えばネット上でお金のようにやりとりができるデジタルデータです。紙のお札や金属の硬貨のような、実物は存在しません。

2008年、サトシ・ナカモトと名乗った人物がネット上に理論を公開。その理論に賛同した有志の研究者たちによって開発され、2009年に運用が始まりました。

今では仮想通貨(暗号資産)は何千・何万種類とありますが、その元祖がビットコインです。既存のお金とは概念がまったく異なるため、ビットコインの誕生は通貨革命とも言われています。

ビットコインとは?

実用面でビットコインが既存のお金と一番違うところは、銀行を経由せずに個人から個人へ、個人からサイトへ、サイトからサイトへ自由に送り合えるというところ。

ビットコインの特徴(ブロックチェーンの仕組み)

ビットコイン(BTC)は、日本円(日本銀行が発行)や米ドル(FRBが発行)のような発行元と特定の管理者が存在しません。ブロックチェーンと呼ばれる、取引データが鎖のようにつながった公開プログラム(取引台帳)がインターネット上で稼働していて、その台帳を全体で保持しています。このシステムそのものは無国籍・無国境です。

たとえば、日本から海外への送金は必ず銀行を介します。ビットコインの場合は、既存の金融インフラとは無関係のため、世界中のどこにでも簡単な手続きで送付が可能となります。

前述のとおり、既存の通貨は国ごとの中央銀行が発行します。一方、ビットコインは取引(送金)が発生するごとに新規に生成され、その送金の承認作業(不正チェック等の計算)をおこなった第3者に報酬として提供されます。

この仕組みは、鉱脈(英語でマイン)から資源を掘り出すことになぞらえて、マイニングと呼ばれます。

そして、BTC最大発行枚数は2100万枚とプログラムが起動した時点で確定しています。マイニングの報酬(新規に生成されるBTC)の量は、数年ごとに半分になっていく仕組み(半減期)があり、一気に過剰発行されることによる価値棄損が生じません。

「数に限りがある」という性質が実物の金(ゴールド)と似ていることから、ビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれます。

投資対象とみるか、送付手段とみるか

一方で、「ビットコインは価格が安定しない投機・ギャンブル的な存在だ」とみなされがちです。その理由は単純に、価値の裏付けがないため。日本円や米ドルなど、国家が発行している通貨は、その国の信用が価値の担保となっています(ざっくり言って、日本の1万円札が1万円として使えるのは、国がそう決めているから。外国為替は、国ごとの状況や金融施策の良し悪しによる相対的なバランスで決まる)

BTCも他の仮想通貨も、その性質やコンセプトから「新たな資産になりうる」という期待感によって投機・投資マネーが流入し、法定通貨に対するレートが上下します。

BTCが生み出された当初から比べると、価格は250万倍以上に跳ねており、今後も高くなると見込まれています。(事実、2024年には米国にて現物ETFが承認され、投資家の資金が流入したことによって1BTC価格は1000万円を突破しました)

投資対象的な側面はさておき、BTCの本質的な特徴である国や銀行という枠組みを超えた「価値の送付手段」という機能面は、各種サイトへの送金にはうってつけ。タイミングの良いところで法定通貨に変えるという使い方を意識しておけば、これほど便利なものはありません。

ブックメーカーとの入出金を仲介する業者はたくさんありますが、決済業者は法律やルールの変化でサービスを終了することがよくあります。しかし、仮想通貨にはそうした変化は関係なし。よって、仮想通貨の扱いに慣れてくると、住んでいる国がどこであっても手軽に入出金して楽しめるようになります。

ビットコインの単位と数え方

ビットコインの数え方(通貨単位)

ビットコインは、省略してBTC(ビーティーシー)と呼びます。このBTCが通貨単位です。その千分の一をmBTC(ミリビットコイン)と言います。さらにmBTCの千分の一がμBTC(マイクロビットコイン)で、その百分の一は発明者の名前を取ってSatoshi(サトシ)と言います。

つまり、1BTCは1,000mBTC(千ミリビットコイン)、1,000,000μBTC(百万マイクロビットコイン)、100,000,000Satoshi(1億サトシ)です。

1BTCは…

  • 1000mBTC
  • 1,000,000μBTC
  • 100,000,000Satoshi

ビットコインが発明された当初は、BTC以下の単位はありませんでした。しかし、既存通貨への換算価格の大幅な上昇によってBTCのみでは対応しきれなくなったため、分割した単位が作成されました。

例えば、0.5BTCは500mBTC、500,000μBTCです。もしも1BTCが日本円で500万円なら、1000mBTCはもちろん500万円であり、500mBTCは250万円となります。(ビットコインの通貨の換算はBTC Converterが便利)

なお、ブックメーカーで使用する単位は、BTC、mBTC、μBTCまで。Satoshiはほとんど使われていません。

アルトコインとは?

アルトコインとは?

仮想通貨はビットコインだけではありません。今では何千・何万種類ものの通貨が存在し、それら「ビットコイン以外の通貨」を総称してアルトコイン(AltCoin)と言います。Altは英語で"代わり"という意味。

ビットコインも完全ではないため、データの量、取引の速度、電気代などの改善を目指してさまざまな改良コインが開発されました。また、ある特定のプロジェクトや目的のために作られたコインもあります。アルトコインは通称「草コイン(くさコイン)」とも呼ばれます。

アルトコインのなかで流通量が多くて認知度が高い代表的なものは、イーサリアム(Ethereum)、リップル(Ripple)、ライトコイン(LiteCoin)、テザー(Tether)、カルダノエイダ(Cardano ADA)、ビットコインキャッシュ(BitCoin Cash)など。

主なアルトコイン

  1. イーサリアム(ETH)
  2. エイダコイン(ADA)
  3. バイナンスコイン(BNB)
  4. テザー(USDT)
  5. リップル(XRP)
  6. ソラナ(SOL)
  7. ドージコイン(DOGE)
  8. ポルカドット(DOT)
  9. USDコイン(USDC)
  10. ユニスワップ(UNI)
  11. ライトコイン(LTC)
  12. チェインリンク(LINK)
  13. ビットコインキャッシュ(BCH)
  14. バイナンスUSD(BUSD)

ビットコインは発行母体がない非中央集権ですが、アルトコインのなかには既存の通貨のように発行母体がある中央集権型もあります。しかし、いずれもブロックチェーンの技術を用いており、世界中どこにでも手軽に送付できるという特徴は共通です。

ブックメーカーでは、BTCのほか、ETH、LTC、XRPがよく使用されます。その次がUSDT、BCH。最近はADAやDOGEなどを入出金手段に加えるサイトも出てきました。

ブックメーカーでのビットコインの使い方まとめ

さて、いかがでしょうか?大変長文となりましたが、ブックメーカーでビットコインを使う際の基礎・ルール・注意点などはご理解いただけましたか?仮想通貨をまったく触ったことがない、これまで興味もなかったという人に向けてもご説明しているため、すでに利用中の方には不要な部分もあったかと思います。

改めて、ブックメーカーでの使用における要点をご確認ください。

仮想通貨の取得方法

  • 取引所・販売所で購入する
  • Sportsbet.ioの特典で取得

仮想通貨を利用するメリット

  • 入出金の手間が省ける
  • 手数料削減
  • 資金管理の柔軟性アップ

入出金の手順と注意点

  • 入金先(出金先)のアドレスを確認する
  • 送付元で送金申請
  • アドレスの間違いには要注意

もっとも基本的なところだけをピックアップしてまとめました。

手軽な反面、まだまだ価格変動が大きくて扱いづらいのも事実。そのため、「仮想通貨をブックメーカーとの入出金に使いたい」とお考えなら、アカウント上で法定通貨に換算されるシングルウォレット式のサイトよりも、スポーツベットアイオーやクラウドベットやステークのようなマルチウォレットサイトの方が最適です。

BTCやETHのままベットして増やしていき、法定通貨のレートが良いタイミングで現金化する。このような使い方なら、入出金時にレートの影響を受けず、値上がりしたときにはキャピタルゲイン(差益)も狙えます。

正直なところ、仮想通貨を使用する前は「ややこしそう」「送金を失敗してなくなりそう」「ハッキングされたらどうする」「価格が安定しない」というイメージが先行してとっつきづらいと思います。私自身がそうでした(笑)ところが、使いはじめたらちょっと値動きが大きい外貨、というイメージに変わりました。送付や回収しやすさは既存通貨に比べてケタ違いに手軽ですから、プレーに使用する・しないに関わらず仮想通貨の知識は今後の暮らしに役立つと思います。

ページの情報は随時アップデートしていきますので、利用において参考になれば幸いです。完全にゼロからプレーするなら、Sportsbet.ioの特徴と使い方の詳しい解説をご覧ください。さらに、ブックメーカーとの入出金の基礎知識は、ブックメーカーにどうやって入金する?出金は?入出金の基礎解説でまとめているので、あわせてお役立てください。

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