ブックメーカー用語集(スポーツベット専門用語やスラング等の意味総解説)

ブックメーカーとスポーツベッティングの専門用語集

こちらは、ブックメーカー専門用語、サイト上でよく使用される英単語、賭け方の名称、関連用語、そしてスポーツベッティングをするベッターたちに使用されるスラングなどを網羅して意味を解説したページです。

プレー中に「この意味は?」とわからなくなった際にお役立てください!

A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z  

Aではじまるブックメーカー用語(20)

以下、Aからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Abuse(アビューズ)

乱用・悪用という意味。例えば、Bonus Abuseはボーナスの規約に沿わない使い方や取得を試みること。

Account(アカウント)

口座という意味。Account Balance(アカウント・バランス)で残高を意味します。

Accept(アクセプト)

受け入れるという意味。

例えば、ライブベット(試合中の賭け)でオッズを選んだあと、確定直前にオッズが変更された際などに「変更を受け入れるか」という意味で「Accept?」と表記されていることがあります。(英語ブックメーカーの場合)

Accumulator(アキュムレーター)

マルチベットの1つ。

複数のオッズを組み合わせて倍率がかけ算となる賭け方で、選んだオッズが全部当たれば的中。1つでも外れると不的中。呼称は「Accumulator A」からACCA(アッカ)と省略されることもあります。

いくつかのブックメーカーでは、ACCA Insurance(アキュムレーター・インシュアランス)という名称で、組み合わせたオッズのうち1つだけが外れて不的中なら、代わりにボーナスやフリーベット支給というプロモもあります。(日本語サイトだと、スポーツベットアイオーでも常設)

ブックメーカーのマルチベット(コンボベット)の種類や賭け方の詳細解説

Action(アクション)

賭けが有効・成立した状態になること。Stand(スタンド)とも言います。

ブックメーカーの賭けは、天候やその他の理由で試合が予定通りおこなわれなかったり、条件を満たさなかった(例えば野球なら、先発投手が急遽変わったなど)の場合に賭けが無効扱いとなって返金されることがあります。

スポーツごと、サイトごとにそれぞれ個別にルールが設定されてるのですが、賭けが予定どおり受け付けられたことをActionやStandと呼びます。

AH(エーエイチ)

Asian Handicap(アジアンハンディキャップ)の略称。

All-In Bet(オールイン・ベット)

賭けた選手や競走馬が、その試合やレースに最終的に不出場となっても返金されない(負け扱いとなる)賭けのこと。

例えば競馬で、レースのかなり前に発表された出走予定馬のオッズに賭け、結局その競走馬が参加を取りやめたとしても、All in Betの条件下では負け扱いとみなされます。

また、ベッターのあいだでは、Allin(オールイン)はアカウントの残高を全額賭けることを指す言葉としても使用されます。

Alternative(オルタナティブ)

「代わり」という意味。

例えばbet365のハンデ系オッズでは、メイン以外の選択肢が別枠で「Alternative Handicap」という見出しにて用意されていることがあります。

American(アメリカン)

オッズの表示形式の一つで、アメリカのブックメーカーやスポーツベッティングで昔から使用されているタイプ。倍率を、+-と数字で表記します。(ラスベガスのランドカジノではこの方式が一般的)

+100が小数点(デシマル式)の2倍を意味します。そこからマイナスの記号付きで数字が増えるほどオッズが下がり、プラスの記号付きで数字が増えるほど倍率が高くなります。

例えば-200は1.5倍、-500は1.2倍。+200は3倍、+500は6倍など。

少数?分数?ブックメーカーオッズ6つの表記種類や換算方法の解説

AML(アンチマネーロンダリング)

マネーロンダリング(資金洗浄)対策のこと。

Ante Post(アンテポスト)

主に競馬やドッグレースなどで、レースの1日以上前に提供されるマーケットのこと。

Anytime Goalscorer(エニタイムゴールスコアラー)

サッカーのオッズの1つ。

Anytimeは「試合中のいつでも」を意味し、賭けた選手が試合中に1ゴールでも決めると的中となります。ただし、試合中とは前半または後半を指し、延長戦・PK戦がある試合で、延長中やPKでゴールを決めてもカウントされません。

なお、ブックメーカーによってルールが少し異なります。例えばウィリアムヒルだと、先発か途中出場かは問わず賭けた選手が試合に出場したら賭けは有効となり、出場しなければ無効で返金です。ノーゴールのまま交代したら、賭けは不的中となります。

Any To Come Bet(エニトゥカムベット)

複数のオッズを組み合わせて賭けるMultiple Bet(マルチベット)のなかで、さらに特殊なもの。略称はATC Bet。

ある選択肢が的中した場合のみ、別の選択肢への賭けも実行されるという条件付きの賭け方で、If Bet(イフベット)やIF Cash(イフキャッシュ)とも言います。

Up-And-Down Bet(アップアンドダウンベット)、Round Robin(ラウンドロビン)、Flag(フラッグ)などいくつかのパターンがあります。ただ、あくまで伝統的なブックメーカーにおける賭けの手法で、オンラインサイトではほとんど使うことができません。

Arbitrage(アービトラージ)

裁定取引(俗にさや取り)と呼ばれる、金融の世界で用いられる手法。ブックメーカーごとに生じるオッズ差に裁定取引の理論を応用するテクニックをSports Arbitrage(スポーツアービトラアージ)と言い、難易度は高いものの一時期までは有効な投資法でした。

Surebet(シュアベット)、No Risk Bet(ノーリスクベット)とも呼ばれます。

ブックメーカーアービトラージとは何か?全容(真実)と知っておきたい活用術

Asianhandicap(アジアンハンディキャップ)

あらゆるスポーツに用意される賭け方の一つ。対戦するチーム同士/選手同士の実力差を考慮してハンデが付いた、勝敗予想の変則的な賭け。2way Handicap(ツーウェイハンデ)とも言います。一般的に、対戦者それぞれにプラマイ0.5、1、1.5など0.5単位でハンデが与えられ、賭けたオッズのハンデ値を試合終了時の賭けたチームのスコアに足して結果を判定します。

ハンデを足して相手を上回っていれば賭けは的中。ハンデを足してドローなら返金。

1つのオッズに2つハンデが付いているタイプ(スプリット)もあり。

ハンディキャップ形式の賭けは、野球やバスケットボール、アメフト、ホッケーなどのスポーツだとSpread(スプレッド)とも呼ばれます。仕組みは同じです。

アジアンハンディキャップとは?賭け方やルールの詳細解説【重要】

Amount(アマウント)

「量」という意味。英語のブックメーカーだと、入出金画面で入金額・出金額の入力欄、賭け金の入力欄などで目にします。

Aussie Rules(オージールールズ)

オーストラリア固有のフットボール競技。オーストラリアンフットボールの別名。

Awards(アワーズ)

「賞」という意味。ブックメーカーでAwardsと書かれたカテゴリーには、アカデミー賞やエミー賞などの受賞予想系オッズが並んでいます。

Athletics(アスレティックス)

陸上競技。

Available(アベイラブル)

「利用可能」という意味。

No longer Availableなら、反対に「今後は不可」という意味。英語のブックメーカーだと、「これ以上賭けられない時」や「サービス終了のお知らせ」などの際にそう書かれていることがあります。

Bではじまるブックメーカー用語(30)

以下、Bからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Bad Beat(バッドビート)

予想外の負けを指すスラング。(特に、賭けた選手の勝利を確信していた状態から一転して負けた場合など)

Ban(バン)

禁止、追放の意味。Account Bannedでアカウント閉鎖。(規約違反などによる強制的な閉鎖の場合)

Banker(バンカー)

特に当たる見込みが高いと考えているオッズ(選択肢)のこと。

複数のオッズを選んできてマルチベットで賭ける際にバンカーを固定すると、そのバンカーに選んだ選択肢が的中しないとマルチベット全体が的中扱いになりません。

Bankroll(バンクロール)

財源や資金という意味。スポーツベッティングでは、資金管理という意味合いでも使われます。略してBRとも書きます。

Bankrupt(バンクラプト)

「破産」という意味。

Baseball(ベースボール)

野球。賭けられるスポーツの1つ。

Basketball(バスケットボール)

バスケットボール。賭けられるスポーツの1つ。

Bandy(バンディ)

賭けられるスポーツの一つ。氷上競技で、氷のスケートリンク上おこなうフィールドホッケーの一種。アイスホッケーとは別。

Balance(バランス)

残高のこと。Account Balanceで、ベットできる残高を指します。

Beef(ビーフ)

ブックメーカーへのクレームのこと。(あまり使わない用語です)

Bet(ベット)

賭けること。Betting(ベッティング)やWager(ウェイジャー)も同じ。

Bet Boost(ベットブースト)

賭ける前にオッズを少し高くできるオプション機能・賭け方のこと。スポーツベットアイオー、ウィリアムヒル、bet365などのサイトにあります。

Bet Exchange(ベットエクスチェンジ)

あるプレイヤーがオッズを出し、別のプレイヤーがそのオッズに賭けるという形式のギャンブル、またはその仲介を行うサイトのこと。

一般的なブックメーカーサイトでは「ブックメーカー側がオッズを提供し、プレイヤーが賭ける」という構造なのに対し、ベットエクスチェンジではプレイヤーがオッズを作り(LAY:レイという)、別のプレイヤーがそのオッズに賭ける(Back:バックという)をおこないます。

レイ側は、その結果が起こらなければ的中。バック側は、普通のブックメーカーと同じでその結果が起これば的中。Betfair(ベットフェア)が業界最大手。

Betting Shop(ベッティングショップ)

スポーツベッティングができる実店舗のこと。イギリスをはじめヨーロッパ各国では一般的。マークシートに塗りつぶして窓口で提出した理、設置してある端末から賭けることができます。

Back / Lay(バック/レイ)

Bet Exchangeでの用語。Backは普通にオッズを選んで賭けること。Layはオッズの提供=Backを受けること。

Bet History(ベットヒストリー)

賭けの履歴。的中・不的中・結果待ちなど、自分の賭けを確認できるページ。

賭け金を入力するフォームのこと。

Betting Calculator(ベッティングカリキュレーター)

スポーツベッティング用の計算機。(当サイトにも設置しています)

スポーツベッティング無料ツール

Betting Tips(ベッティングティップス)

賭けのヒントという意味。

Betting Strategy(ベッティングストラテジー)

賭けの戦略のこと。

Betting Without(ベッティングウィザウト)

競馬・ドッグレース、モータースポーツなどのレース競技、優勝予想系で用意される賭け方の1つ。Without(無い、除外という意味)で、指定された馬・選択肢をのぞいた残りから1着を当てます。

例えばA、B、C、D、Eの5頭が出るレースで本命Aが除外扱いとなっているなら、B、C、D、Eのうちの最高位を予想します。例えばBに賭けた場合、Bが実際に1位か、あるいはAが1着、Bが2着でも的中となります。

Bettor(ベッター)

賭ける人のこと。イギリスではPunter(パンター)とも言います。

Board(ボード)

スポーツやイベントが賭けられる状態のこと。表示板にオッズが掲載されているという意味で、On Boardが賭けの公開状態、反対に、賭けられない状態をOff the Borad(オフザボード、略してOTB)と言います。

ブックメーカーのサイト上でオッズがOTBとなっていれば、まだ未発表か一時的に未公開になっていることを指します。

Bookmaker(ブックメーカー)

賭けを請け負う運営者、胴元のこと。省略してBookie(ブッキー)やBMとも言います。

Boxing(ボクシング)

ボクシング。賭けられるスポーツの一つ。

ブックメーカーのサイトによっては、Boxingというカテゴリではなく、格闘技のなかに総合格闘技と一緒に入っている場合もあります。

Bonus(ボーナス)

ブックメーカーがプレイヤーに提供する架空の資金のこと。

賭け条件をクリアすると、架空の資金ではなく実際に出金できる現金に変えることができます。(賭け条件はサイトごと、そのボーナスごとに異なります。一般的には、受け取ってから1ヶ月以内に1.8倍以上のオッズでボーナス額の3倍以上を賭ける、などの指定がそのボーナスの規約に書かれています)後述のフリーベットとも似ていますが、若干ルールが異なります。

ブックメーカーのボーナスやフリーベットの仕組みと現金化を徹底解説

Bonus Abuse(ボーナスアビューズ)

Abuse参照。

IPアドレスを変えて複数のアカウントを作ったり、家族名義で登録するなどの方法で、ボーナスの不正取得を試みること。規約違反行為。

ブックメーカー側にバレると、作ったアカウントはすべて閉鎖され、2度とプレーできなくなります。このような行為をするプレイヤーをBonus Abuser(ボーナスアビューザー)とも言います。

Both Teams to Score(ボースチームストゥスコア)

サッカーで賭けられるオッズの1つ。両方のチームが試合中に1点以上ゴールを決めるかを、YesかNoの2択で予想する賭け方です。

BTTSと省略されることもあります。

BTC(ビーティーシー)

ビットコインのティッカーシンボル、略称。

BTC Sportsbook(ビーティーシースポーツブック)

ビットコイン対応(入出金可能、あるいはビットコインを賭けられる)ブックメーカーサイトのこと。

BTTS(ビーティーティーエス)

賭け方の1つ、Both Teams To Score(ボースティームストゥースコア)の略語。

Cではじまるブックメーカー用語(27)

以下、Cからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Calculator(カリキュレーター)

「計算機」という意味。Calcと省略されることもあります。

Come From Behind Win(カムフロムビハインドウィン)

逆転勝ちという意味。

Canadian(カナディアン)

マルチベットの一つ。オッズ5つを組み合わせて26通りに賭けるフルカバーベット。略称はCan。

Cancel Bet(キャンセルベット)

ブックメーカー側のオッズのつけ間違いなどによって賭けが無効になること。Void(ボイド)やReject(リジェクト)と表記されることもあります。

Card Betting(カードベッティング)

サッカーのイエローカードやレッドカードに関する賭けの総称。カードが出される選手、カード枚数、チーム単位でどちらがより多くのカードを提示されるか、などさまざまな切り口があります。

Cashier(キャッシャー)

入出金ページの意味。

Cash Out(キャッシュアウト)

本来は出金という意味ですが、スポーツベッティングにおいては「賭けを途中で降りる機能」のことを指します。

最近のブックメーカーでは、賭けを確定させたあとにも試合の途中などにキャンセルでき、その時点の状況(そのまま進行した際に、賭けが当たりそうか外れそうか)の状況に応じて、払戻の一部を早めに受け取ったり、賭け金の一部を回収できます。

つまり、キャッシュアウトとはベット後の損切りや利益確定ができる機能です。

Partial Cashout(パーシャルキャッシュアウト:賭け金の一部のみをキャッシュアウトさせる)、Auto Cashout(オートキャッシュアウト:一定の金額に達したら自動的にキャッシュアウト)などいくつかのバリエーションがあります。

また、ブックメーカーによってはCashIn(キャッシュイン)とも呼ばれます。

ブックメーカーのキャッシュアウト機能とは?仕組みや使い方の詳細解説

Chalk(チョーク)

本命を指す言葉。Favorite(フェイバリット)と同じ意味で、特にガチガチの本命のことをChalkと呼びます。

Chalk Eaters(チョークイーター)

ガチガチの本命ばかりに賭ける人のこと。

Clean Sheet(クリーンシート)

「無失点」という意味。ブックメーカーのTo Keep A Clean Sheetオッズに賭けたなら、そのチームが試合を無失点に抑えたら的中。(スコアレスドローでも的中)

Closing Line(クロージングライン)

賭けが締め切られる時点のオッズのこと。Closing Odds(クロージングオッズ)も同じ意味。

Cockfight(コックファイト)

闘鶏。(ごく稀に賭けられるブックメーカーがあります)

Co-Favorite(コ・フェイバリット)

2つの選択肢が同じ倍率で本命扱いになっていること。Joint Favorite(ジョイントフェイバリット)も同じ意味。

Combo(コンボ)

マルチベットと同じ意味で、複数のオッズを組み合わせた賭け方のこと。コンボベットとも言います。

Commission(コミッション)

ブックメーカーが設定するオッズに組み込まれた手数料、取り分のこと。

どのオッズも、賭け金総額の数パーセントだけ自分たち(ブックメーカー側)が儲かるように設定してあるのが一般的で、その儲けの部分を指します。Margin(マージン)やVigorish(ビゴリッシュ)なども同じ意味。

Confirm(コンファーム)

「確認」や「承認」という意味。

Corners Betting(コーナーベッティング)

サッカーのコーナーキックに関する賭けの総称。

前半での本数、試合トータルでの本数、オーバーアンダー形式などさまざまなバリエーションがあります。

Correct Score(コレクトスコア)

多くのスポーツに登場する代表的な賭け方の1つ。

Correctは「正確な、正しい」という意味。スコアをぴったり予想する賭け方です。(注意:Correctには"修正する"という意味もあり、日本語ブックメーカーが誤訳で"修正スコア"と掲載していることがあります)

Coupon(クーポン)

「券」という意味。

Cover(カバー)

ポイントスプレッド(ハンデ)の賭けにおいて、本命側が課されたハンデを覆して勝利すること。

または、自分の賭けが負けそうなときに、ライブベットで損失補填を目的として相反するオッズに賭けること。

Cricket(クリケット)

賭けられるスポーツの一つ。

Cryptocurrency(クリプトカレンシー)

仮想通貨(暗号通貨)のこと。

ブックメーカーによっては仮想通貨でも入出金でき、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップル、そのほか今日では多くの仮想通貨が使用可能となっています。

CS(シーエス)

カスタマーサポートの略。

CS:GO(カウンターストライク)

eスポーツで賭けの対象となる主要ゲームの1つ。Counter Strike Global Offensive(カウンターストライク・グローバルオフェンシブ)の略。

Current(カレント)

「現在の」という意味。

試合中のスコア予想やハンデ系のオッズの横にCurrent Score(カレントスコア:現在の得点)と書かれていることがあります。

ライブベットでは、オッズによっては賭ける前までに動いたスコアを無視して(賭けるタイミングを常に0-0とみなす)、それ以降のゴール数で結果を判定するタイプの賭けもあるためご注意ください。

Currency(カレンシー)

通貨という意味。

Cycling(サイクリング)

賭けられるスポーツの一つ。自転車競技。

Dではじまるブックメーカー用語(18)

以下、Dからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Darts(ダーツ)

賭けられるスポーツの1つ。

DC(ディーシー)

賭け方の1つ、Double Chance(ダブルチャンス)の略語。

Decimal(デシマル)

オッズの表示形式の一つ。2.3や1.8など、小数点による表記。

ヨーロッパ圏で広く使用されているため、Euro式(またはEU)と書かれている場合もあります。

Deposit(デポジット)

入金という意味。

Deposit Limit(デポジットリミット)

入金制限のこと。

ブックメーカーによっては、会員登録する時かアカウントの管理画面内で、「1日の入金上限額」「1週間の上限額」など、一定期間内の入金上限を自分自身で設定できるようになっています。(ギャンブル依存予防のため)

Dead Heat Rule(デッドヒートルール)

競馬やドッグレース、優勝予想系で用いられる特殊ルール。写真判定や成績が同じで1着・1位が複数とみなされた場合、その数で賭け金を割って配当が支払われます。

例えば、1万円をAという馬の10倍に賭けて、Aが期待どおりに1着、Bも同着とみなされたなら、1万円 ÷ 2 = 5,000円 x 10倍 = 50,000円が払い戻しとなります。デッドヒートルールはゴルフのトーナメント優勝予想でも非常によく用いられ、成績1位が複数人いるならその人数で賭け金を割ります。なお、割ったあとの残りの部分の賭け金は負け扱い(没収)です。

DNB(ディーエヌビー)

賭け方の1つ、Draw No Bet(ドローノーベット)の略語。

Document(ドキュメント)

「書類」という意味。日本語非対応ブックメーカーでは、本人確認書類の提出依頼メールや、書類アップロード画面にてよく見かける単語です。

Dog Race(ドッグレース)

賭けられるスポーツの1つ。GreyHound(グレイハウンド)と書かれていることもあります。

Dormant(ドーマント)

休眠、という意味の英単語。

例えばブックメーカーやネット口座のなかには、数ヶ月〜1年使用がないとアカウントが休眠状態になって管理費が発生するサイトがあります。(残高がゼロになっていれば徴収されません)

これらのサイトで休眠状態になったあとにログインしようとすると、Dormant Accountと表示されます。(サポートに連絡すると解除してもらえます)

Draw(ドロー)

引き分けのこと。Tie(タイ)やPush(プッシュ)も同じ意味。

Draw no bet(ドローノーベット)

ブックメーカーで賭けられる代表的なオッズの一つ。

サッカーをはじめ、試合結果に引き分けが生じるスポーツで、「引分なら返金」という条件付きで勝敗を予想する2択オッズです。DNBとも表記されます。

この変則型で、x no bet(xには片方のチーム名が入る)というタイプもあります。こちらは「xが勝ったら返金」という条件付きで、ドローまたはもう一方のチームが勝つかの2択で予想します。

Double Chance(ダブルチャンス)

ブックメーカーで賭けられる代表的なオッズの一つ。

サッカーやラグビーなどホーム勝利・ドロー・アウェイ勝利の3択予想オッズで、ホーム勝利かドロー、ホーム勝利かアウェイ勝利、ドローかアウェイ勝利として、2つの条件を1つに合わせた賭け。

Double Result(ダブルリザルト)

賭け方の1つ。

試合が前半と後半に分けられた競技で、「前半の結果」と「フルタイム(前後半トータル)の最終結果」を組み合わせて予想する賭け方です。

注意したいのは、1st Half/2nd Halfという賭けとの違い。こちらは「前半の結果」「(前半を無視した)後半のみの結果」を組み合わせたオッズです。

Double(ダブル)

マルチベットの1つ。2つのオッズを組み合わせて賭けること。

厳密にはアキュムレーターの一種ですが、一般的にはダブルと呼ばれます。またもう1つ意味があり、自分が普段ベットする額の2倍を賭けることもダブル(ダブルアップ)と言います。略称はDやDBL。

Double Stakes About(ダブルステイクスアバウト)

複数のオッズを組み合わせて賭けるマルチベットのなかの、Any to Come Bet(条件付きの賭け)の1つ、さらにそのなかのUp and Down Betと呼ばれる方式の1つ。

異なる2つのレースや試合のオッズを選び、片方が当たれば、もう片方にも最初の賭け金の倍額を賭けるというもの。省略してDSAとも言います。(詳しくは、Single Stakes Aboutの方を先にご覧ください)

Dual Forecast(デュアルフォーキャスト)

レース競技や、ランキング・順位を予想するタイプの賭けにおいて、1位と2位を予想する賭け方。そして、順番が反対でも的中になる賭け。競馬でいうところの馬連。Reverse Forecast(リバースフォーキャスト)も同じ意味。

類似のStraight Forecast(ストレートフォーキャスト)は、1位と2位の順番まで当てないと的中になリません。こちらは競馬でいう馬単。

Dime(ダイム)

主に米国で使用される用語で、1000ドルのこと。

Dog(ドッグ)

格下のこと。Underdog(アンダードッグ)と同じ意味。

Eではじまるブックメーカー用語(20)

以下、Eからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Each Way(イーチウェイ)

競馬をはじめとするレース競技や、各種スポーツの優勝予想系オッズに用意されるサイドベット(おまけの賭け)で、「単勝(優勝)」に賭ける際に、その賭け金と同額を「連複(1位~3位でも的中)」にも賭けるておくという追加オプション。

正式にはEach Way Bet、省略してE/Wとも表記され、対象となっている賭けではベット直前の賭け金入力欄で追加するかどうかを選べます。

例えば、競馬オッズのページに「E/W 1-2-3, 1/3」と書かれていれば、「イーチウェイは、賭けた馬が1~3位ならオッズ3分の1で支払います」という意味。(何着・何位までが的中範囲なのか、元のオッズの何割で払戻しになるのかは、出走頭数/選択肢の数や対象によって異なります)

上記のルールでイーチウェイを追加し、賭けた馬が勝てば単勝とイーチウェイの両方的中。賭けた馬が2着か3着なら、単勝は負けになりますが、イーチウェイ分の賞金は支払われます。

反対に、オッズの欄にWin Onlyと書かれていれば、そのレースや優勝予想にEach Wayを使うことはできません。

ブックメーカーの競馬オッズの賭け方(買い方)やルール・人気サイトなど総合解説【必読】

eCOGRA(イーコグラ)

主にオンラインカジノのゲームの公平性をテストする第三者機関。eCOGRAはeCommerce Online Gaming Regulation and Assuranceの略。

Edge(エッジ)

端、鋭さ、優位性という意味があり、ブックメーカー側からみたプレイヤーに対する優位性(控除)のことをHouse Edge(ハウスエッジ)と言います。

反対に、プレイヤー側からみた、ブックメーカーに勝てるとする根拠(予想の精度や戦略など)もEdgeと言います。

EH(イーエイチ)

賭け方の1つ、European Handicap(ヨーロピアンハンディキャップ)の略語。

Election(イレクション)

「選挙」という意味。

ブックメーカーによっては、大統領選挙・首相選挙系のオッズがこの名称のカテゴリにまとめられています。また、Politics(ポリティクス:政治)という見出しの場合もあります。

E-sports(イースポーツ)

エレクトロニックスポーツのこと。ブックメーカーで賭けられる競技の1つ。

使用されるゲームのタイトルはLOL(リーグオブレジェンド)、Dota2(ドータ2)、CS:GO(カウンターストライク)、Valrant(ヴァロラント)などさまざま。また、いくつかのブックメーカーではストリートファイターの国際大会であるエボリューション(EVO)をはじめ格ゲーも賭けの対象。

EGR(イージーアール)

eGaming Review(イーゲーミングレビュー)の略で、オンラインギャンブル業界関係者向けの出版やB2Bネットワーク構築を担う企業。毎年、ブックメーカーやオンラインカジノのサイトを査定した賞を発表しています。

Entertainment(エンターテイメント)

賭けの対象の1つ。ブックメーカーによっては、芸能関係にまつわるオッズがこのカテゴリに入っています。

EST(イーエスティー)

アメリカ東部標準時。Eastern Standard Timeの略。日本との時差は-14時間。米系スポーツブックサイトの時間表記でみかけます。

Estimated Returns(エスティメイテッドリターンズ)

想定利益のこと。

賭け金xオッズで、ベットスリップやベット完了後の画面に表示されます。Possible WinningsやPotential Returnsと意味は同じ。

European Handicap(ヨーロピアンハンディキャップ)

代表的な賭け方の1つ。試合結果に「ハンデを足してホームの勝ち」「ハンデを足してちょうど引き分け」「ハンデを足してアウェイの勝ち」の3択で予想するオッズです。

Aの項目で触れたアジアンハンデは引き分けがない2択のオッズでしたが、ヨーロピアンハンデは引き分けも選択肢にあります。こちらのハンデの方が欧州系のブックメーカーサイトでは昔から一般的だっため、Regular Handicapや単にHandicapと書かれていたり、あるいは3択なので3way Handicap(スリーウェイハンディキャップ)とも呼ばれます。(アジアンハンデは文字通りアジア圏で使用されていた賭けの方式)

ヨーロピアンハンディキャップ(3wayハンデ)の賭け方やルールの詳細解説

Evens(イーブンス)

五分五分という意味。

分数形式のオッズ(フラクショナル)でEvensと書かれていれば、ちょうど2倍を意味します。

また、「偶数か奇数か」という賭けは英語で、Odd(奇数) or Even(偶数)と書かれています。

Even money(イーブンマネー)

賭けた金額と同額の配当が得られること。つまり、上記のEvensと同じくオッズ2倍を意味します。分数オッズでは1/1、アメリカ式では+100の賭けがイーブンマネー。

Event(イベント)

賭けの対象のこと。Up Coming Eventで「まもなく開始のイベント」という意味。

E-Wallet(イーウォレット)

ネット口座のこと。ブックメーカーサイトとの入金・出金に使用される手段の1つ。世界中でその地域ごとにさまざまなサービスがあり、欧州ではNeteller(ネッテラー)、Skrill(スクリル)などが有名。アジアではPayz(ペイズ)も広く使用されています。

Exactly(イグザクトリー)

「ちょうど、ぴったり」という意味。

例えば、サッカーのコーナーキック数の予想オッズで「Exactly 8」という選択肢に賭けたなら、ちょうど8本なら的中となります。

Exacta(イグザクタ)

競馬用語で、馬単という意味。

Expected Value(エクスペクテッドバリュー)

期待値のこと。

Exposure(エクスポージャー)

ブックメーカー(またはプレイヤー)がある賭けの対象で被る損失の見込みのこと。(もしも実際に結果が起こった場合に発生する損失の可能性や損失額)

Extra Time(エクストラタイム)

試合の延長時間。

Fではじまるブックメーカー用語(20)

以下、Fからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Fail(フェイル)

「失敗」という意味。ユーザー名やパスワードを間違ってログインできなかった際には「Login Failed」と表記されます。

Favorite(フェイバリット)

本命のこと。略してFAVとも書きます。Chalk(チョーク)、Jolly(ジョリー)も同じ意味。Jollyはイギリスでのスラング。

Fiat(フィアット)

日本円や米ドルなどの法定通貨のこと。

Fight to go the Distance(ファイト・トゥ・ゴー・ザ・ディスタンス)

格闘技の賭け方の1つで、フルラウンドを戦って判定で決着するかどうか。"はい"か"いいえ"による二択の賭け。

Financial Betting(ファイナンシャルベッティング)

為替・株式など金融商品の値動きを対象とする賭けのこと。一部のブックメーカーで賭けることができます。

主に、米ドル/ユーロ、米ドル/日本円などの為替、ニューヨーク証券取引所のNYSE、ロンドンのFTSE100、日経平均株価(日経225)など株式市場の値動き、金相場などについてオッズが用意されます。

Finalists(ファイナリスツ)

トーナメント系の大会で、決勝の対戦者の組み合わせを予想する賭け方。

First 4(ファーストフォー)

競馬の賭け方の一つで、4連単。

First goalscorer(ファーストゴールスコアラー)

サッカーのオッズの1つで、賭けた選手が試合中の最初にゴールを決めたら的中。

ただし延長戦でゴールを決めても、賭けは的中になりません。あくまで通常の試合時間内が対象。また、アメフトではFirst Touchdown(ファーストタッチダウン)、ラグビーではFirst Try(ファーストトライ)などの名称となっていますが、ルールは基本的に同じです。

First half betting(ファーストハーフベッティング)

前半のみの結果について予想するオッズの総称。

試合が前半・後半に別れたスポーツ(あるいは、アメフトやバスケなどでは1、2ピリオドを前半とし、3、4を後半とみなす)の前半のみの勝敗予想、スコアのOver/Under、ハンディキャップ付き予想など、さまざまな賭け方が用意されます。

First Set Winner(ファーストセットウィナー)

テニスに用意されるオッズ。第1セットの勝者を予想するオッズ。

Fixed Odds(フィックスドオッズ)

固定されたオッズという意味。ブックメーカーの賭けは、的中時は自分が賭けた時点のオッズで払い戻しとなるため「Fixed Odds」であり、これをそのままブックメーカー方式のギャンブルとも言います。

Fixed Game(フィックスドゲーム)

直訳では固定された試合・ゲームで、「八百長試合」を意味します。

Fixture(フィクスチャー)

今後の試合予定のこと。

Floorball(フロアボール)

ブックメーカーで賭けられる対象の1つ。室内でおこなうホッケーに似たチームスポーツ。ユニホック、ユニホッケー、ユニバーサルホッケーとも呼ばれています。

Football(フットボール)

賭けられるスポーツの一つ。多くのブックメーカーでは、サッカーのことをフットボールと表記しています。

この場合、区別のためアメフトはAmerican Footballと書かれています。ただし、サイトによっては(主にアメリカのブックメーカーでは)フットボールがアメフトを指していますのでご注意ください。

Fractional(フラクショナル)

オッズの表示形式の一つ。

イギリスで伝統的に使われているスタイルで、3/1や2/9などの分数で表記します。(ちなみに3/1は小数点なら4倍、2/9は1.22倍。1/1は2倍)

Free bet(フリーベット)

ブックメーカーがプレイヤーに提供するボーナスマネーの一種。正式にはRisk Free Bet(リスクフリーベット)を意味し、指定の条件を満たす賭けに使えて、その賭けが的中した際の賞金はリアルマネーで受領できます。

条件の一例を挙げると、例えば「3日以内のすべてのスポーツの1.5倍以上のオッズに使用可能」や「サッカーの試合前オッズ、1.7倍以上」など。これらの条件は、そのフリーベットが発給されるイベントによって異なります。

Full time result(フルタイムリザルト)

一般的な勝敗予想オッズの英名。サイトによっては、Match Betting(マッチベッティング)と書いています。(ただし、Match Bettingは2者の結果を比較してどちらが上位か、という意味合いで使用されれることもあります)

Futsal(フットサル)

賭けられるスポーツの一つ。

Future Props(フューチャープロップス)

将来のさまざまな事象に対する賭けのこと。

プロップスはPropositions(プロポジションズ)の略で、勝敗予想や優勝予想などのメインの賭け方以外、サイドベット(おまけの賭け)すべてを指す呼称です。

単にFutureと表記する場合は、今後の試合やリーグ優勝など将来の賭け全般を含みます。

Gではじまるブックメーカー用語(12)

以下、Gからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Gaelic Football(ゲーリックフットボール)

アイルランドで行われている球技。ブックメーカーの賭けの対象の1つ。

Gambling Commission(ギャンブリングコミッション)

賭博管理委員会のこと。ブックメーカーやオンラインカジノなどの営業許可ライセンスを発行する機関。Gambling Authority(ギャンブリングオーソリティ)も同じ。

Game betting(ゲームベッティング)

テニスに用意されるオッズの一種で、試合中のゲームにまつわる賭け。

「次のゲームをどちらが獲るか」「次のゲームのポイント数予想」などいくつかの賭け方があり、それらを総じてゲームベッティングと言います。

GBGA(ジービージーエー)

Gibraltar Betting And Gaming Associationの略で、ジブラルタル賭博管理協会のこと。ブックメーカーの営業許可ライセンスを発行している団体の一つ。

Giant killing(ジャイアントキリング)

「番狂わせ」という意味。Upset(アップセット)も同様の意味で使われます。

Goal Scorer Markets(ゴールスコアラーマーケッツ)

賭けられるオッズの一つ。

Firstがついた「First Goal Scorer」のオッズは先制点を決める選手の予想、Lastがつけば最後の得点者を予想する賭け。Anytimeは試合中に1点決めれば的中。

「2 or more」は2点以上、「Hat Trick」は賭けた選手が3点以上決めると的中となります。

Goliath(ゴリアテ)

マルチベットの一種。8個のオッズを組み合わせて、247通りに賭けます。略称はGOL。

Golf(ゴルフ)

賭けられるスポーツの一つ。

Grand Slam(グランドスラム)

テニスでは全豪、全仏、ウィンブルドン、全米オープンの4大大会を指します。野球では満塁ホームランの意味。ゴルフでは、全英オープン、全米オープン、全米プロゴルフ選手権、マスターズ・トーナメントをすべて制覇すること。

Grand Salami(グランドサラミ)

例えばリーグ戦で、ある1日に開催されるすべての試合のスコアの合計をオーバー/アンダー形式で予想する賭けのこと。

語源は野球のGland Slamをもじったものと言われています。アイスホッケーの賭けで、この名称を用いて出ることがありますが、賭け方自体はサッカーやそのほかのスポーツでも使用されます。

Greyhound(グレイハウンド)

賭けられるスポーツの1つ。グレイハウンドという犬種によって行われるドッグレースのこと。

主にイギリス、アイルランド、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ等で開催されています。

Group Betting(グループベッティング)

例えばサッカーやラグビーの国際大会などで、グループステージ(グループ内の総当り戦)がある大会で用意される賭け。

グループ1位予想、突破予想、グループ内での獲得ポイントのOver/Underなど、グループの結果にまつわる賭け方の総称です。

Hではじまるブックメーカー用語(14)

以下、Hからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Half-Time Bet(ハーフタイムベット)

First Half Bettingと意味は同じ。前半のみを対象とする賭けのこと。

Half-Ball Handicap(ハーフボールハンディキャップ)

0.5単位のハンデのこと。Hook(ホック)も同じ意味。

Handicapper(ハンディキャッパー)

統計やデータに基づいてスポーツやイベントの結果を予想し、賭ける人のこと。

Half-time/Full-time(ハーフタイム/フルタイム)

賭け方の1つ。前半・後半がある競技の、前半の結果とフルタイムの結果の組み合わせを予想するオッズ。Double Resultと意味は同じ。

Handball(ハンドボール)

賭けられるスポーツの一つ。

Handicap(ハンディキャップ)

データによって算出された対戦者同士の優劣に基づいて、勝敗のバランスを取るために与えられる負荷のこと。

ブックメーカーのサイト上ではハンデ付きのオッズのこと。賭け方として代表的なものにはAsian Handicap(アジアンハンデ)とEuropean Handicap(ヨーロピアンハンデ)の2種類があります。

Handle(ハンドル)

ブックメーカーが、あるイベントに対して受け付けた賭け金の総額のこと。

Harness Racing(ハーネスレーシング)

ブックメーカーで賭けられる対象の1つで、日本語では繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう)のこと。競馬の一種で、競走馬のうしろに繋駕車という一人乗りの車をつないでレースを行う競技。

Hedge(ヘッジ)

リスクヘッジという言葉があるように、起こりうる障害を予防すること。

スポーツギャンブルでは、例えば試合の勝敗予想オッズで片方に賭けた後にもう片方に賭けたり(両賭け)、条件が相反するオッズに賭けて損失回避を試みること。(同じサイト内でこれを行うと規約に抵触する可能性があるため控えてください)

High Roller(ハイローラー)

高額を賭けるプレイヤーのこと。Whale(ホエール)も意味は同じ。

Highest Scoring Half(ハイエストスコアリングハーフ)

前半・後半に分割できるスポーツで用意される賭け方の一つ。前半と後半で、どちらの方がスコア動くか予想する賭け方です。

Home Advantage(ホームアドバンテージ)

ホーム/アウェイのあるスポーツで、ホームが有利になることや、その要因。Home Field Advantage(ホームフィールドアドバンテージ)とも言い、HFAと省略する場合もあります。

Hong Kong(ホンコン)

オッズの表示形式の1つ。オッズは小数点で表記されていますが、デシマル方式(EU式)と違って賭け金の払戻し分を含んでいません(つまり香港式に1を足すと、デシマル方式になります)

Horse Racing(ホースレーシング)

賭けられるスポーツの一つ。競馬。

Hurling(ハーリング)

主にアイルランドで行われているスポーツで、ブックメーカーで賭けられる対象の一つ。

Iではじまるブックメーカー用語(12)

以下、Iからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

IBAS(アイビーエーエス)

Independent Betting Adjudication Serviceの略で、ブックメーカーを監査する第三者機関。

ICE(アイス)

International Casino Exhibition(インターナショナルカジノエキシビジョン)の略で、カジノゲームやスポーツオッズのプロバイダー、入出金業者などが一同に集まる業界の国際カンファレンスのこと。通常は、毎年2月にロンドンで開催されます。

Ice hockey(アイスホッケー)

賭けられるスポーツの一つ。

Identification(アイデンティフィケーション)

身分証明という意味。

iGaming(アイゲーミング)

オンラインギャンブル業界のこと。Internet Gaming(インターネットゲーミング)の略。

If Bet(イフベット)

マルチベットの一種で、1つが当たれば次の選択肢にも賭けるという条件付きの賭け方。If Cashとも言います。Any to Come Bet(ATC Bet)と同じ意味。

Inactive Fee(インアクティブ・フィー)

休眠アカウントの管理費のこと。

ブックメーカーによっては、一定期間(例えば半年や一年以上)アカウントにログインせず一度も賭けていないと、アカウントを「休眠扱い」にされ、月に1ドル~3ドル程度の手数料を引かれることがあります。(ただし、そのような制度があっても残高をゼロにしておくと徴収されません) Dormant Feeとも言います。

Indo(インドネシア式)

インドネシアで伝統的に使用されるオッズ表示方式。

In-Play(インプレー)

試合中という意味。

In-Play Betting(インプレーベッティング)で試合中の賭けを意味し、ブックメーカー内で「インプレー」や「ライブ」と書かれたページに入ると、リアルタイムで進行している試合に対するオッズが並んだページが表示されます。

Live Betting(ライブベッティング)も同じ意味。

Insurance(インシュアランス)

保険という意味。

ウィリアムヒルや、そのほかの競馬の賭けでは「保険付きの1着予想オッズ」があり、「Insurance 2 Places」というオッズに賭けた場合、その馬が1着なら的中、2着なら返金されます。「Insurance 3 Places」オッズなら、賭けた馬が1着なら的中で2,3着なら返金です。

また、サッカーではゴールスコアラー予想オッズの変則型で「InsureBet」というタイプがあり、「InsureBet FIRST」なら、賭けた選手が試合中に1点目を決めると賭けは的中、それ以外でゴールを決めたら賭けは返金。「InsureBet 2 or More」なら、賭けた選手が2点以上決めたら的中、もし1点だけなら返金。「InsureBet Hat-Trick」はハットトリック達成で的中、2点なら返金されます。

Including Overtime(インクルーディングオーバータイム)

賭けのルールの1つで、勝敗予想オッズにこのように表記されていれば、延長戦の結果を含んで的中/不的中が判定されます。延長を含まない場合は「Regular Time Only」という表記があります。(基本的には、延長を含まない結果予想の方が普通のため、Regular Time Onlyの記載はほぼ省略されています)

IP Address(アイピーアドレス)

IPアドレスのこと。インターネットにおける通信元を識別するためのアドレス(数字)。ブックメーカーは、不正や共謀を防ぐために、各ユーザーがどこからアクセスしてプレーしているのかを記録しています。

例えばボーナス資金の進呈に関する規約では、多くの場合「同一IPアドレス下で一人まで」と定められています。同じ家(同じIPアドレスのネット回線下)のなかで家族・兄弟が同じブックメーカーでそれぞれアカウントを作って遊んでいる際、片方がボーナスを受け取ると、もう片方は取得できなくなるか、あとから同一IP下と判定されるとアカウント利用停止になる場合があります。

Jではじまるブックメーカー用語(6)

以下、Jからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Jerk(ジャーク)

ドローやプッシュのスラング。引き分け。

Join now(ジョインナウ)

参加するという意味。英語のブックメーカーでこう書かれたリンクやボタンを押すと、新規登録のページへ進みます。Register Now(レジスターナウ)やSign Up(サインアップ)、Open Account(オープンアカウント)も同じ意味。

Joint Favorite(ジョイントフェイバリット)

2つの選択肢が同じオッズで本命扱いのこと。

Jolly(ジョリー)

フェイバリットと同じ意味。本命。イギリスのスラング。

JPY(ジェイピーワイ)

日本円の略称。

Juice(ジュース)

コミッションと同じ意味。ブックメーカー側の儲けのこと。

Kではじまるブックメーカー用語(2)

以下、Kからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Kelly Criterion(ケリークライテリオン)

ケリー基準(ケリーの公式)と呼ばれる、賭け金のコントロール法。

KYC(ケーワイシー)

Know Your Customerの略。本人確認手続きのこと。

Lではじまるブックメーカー用語(15)

以下、Lからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

LAC(エルエーシー)

London Affiliate Conference(ロンドンアフィリエイトカンファレンス)の略で、ロンドンで毎年開催される業界の国際会議のこと。

Lay(レイ)

Bet Exchangeの投票形式の1つ。

その結果が起こると予想して賭ける通常の投票はBack(バック)で、そのBackを受けることをLayと言います。つまりBackが不的中ならLayが的中という関係。

Lay Off(レイオフ)

あるブックメーカーがプレイヤーから予期せぬ大量の賭けを受け付けた際に、想定される損失を軽減するために他のブックメーカーで賭けること。

同様に、プレイヤーが自身の賭けのリスク軽減や利益を確保するために、相反するオッズや他のオッズに賭けることも指します。Hedge(ヘッジ)の類義語。

Line(ライン)

オッズと同じ意味。主にアメリカで使用される言葉です。

Linemaker(ラインメーカー)

オッズを作る人のこと。Oddsmaker(オッズメーカー)、Trader(トレーダー)、Odds Compiler(オッズコンパイラー)なども同じ意味。

Limit(リミット)

賭け金の上限のこと。あるいはアカウントの制限を指す言葉。

Listed Pitcher(リステッドピッチャー)

野球の予告先発投手のこと。野球の勝敗予想においては、先発指定のオッズもあります。このタイプに賭けると、あとから先発投手が変わった場合は賭けが無効となって返金されます。(先発投手を考慮しない勝敗予想は、オッズに投手名の表示がないか、その説明が書かれています)

Live Betting(ライブベッティング)

プレー中の試合に賭けること。In-Play Bettingと同じ意味。

Lock(ロック)

オッズのなかで、特に当たる見込みが高いと考えているもの。

Lol(エルオーエル、ロル)

eスポーツで賭けられる主要ゲームの1つ。League Of Legends(リーグオブレジェンド)の略。

Long Shot(ロングショット)

勝つ見込みのない大穴や高配当のオッズのこと。Long Odds(ロングオッズ)も同じ意味。

Lotto(ロト)

賭けの対象の1つ。ロトくじ。選んだ数字の組み合わせて的中/不的中が決まります。

Lucky 15(ラッキーフィフティーン)

マルチベットの一種。オッズ4つを組み合わせて15通りに賭ける。略称はL15。

Lucky 31(ラッキーサーティーワン)

マルチベットの一種。オッズ5つを組み合わせて31通りに賭ける。

Lucky 63(ラッキーシックスティースリー)

マルチベットの一種。オッズ6つを組み合わせて63通りに賭ける。

Mではじまるブックメーカー用語(16)

以下、Mからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Margin(マージン)

オッズに設定されたブックメーカー側の利益のこと。コミッションやジュース、ビゴリッシュと意味は同じ。

Margin of Victory(マージンオブビクトリー)

賭けられるオッズの一種で、試合終了時の得点差が何点なのか予想する賭け方。類似の賭けで、Winning Margin(ウィニングマージン)というオッズもありますが、こちらは勝者と点差の組み合わせ。

Martingale(マーチンゲール)

負けるたびに賭け金を増やしていくベット手法。例えば、的中時の配当が2倍の賭けであれば、負けるたびに賭け金を倍々にしていくと、的中時に累積損失をすべて取り戻して最初の賭け金と同額の利益を得ることができます。マネーマネージメントの代表的なテクニック。

Match Bet(マッチベット)

複数の出場者(出走馬)がある競技・レースにおいて、二者をピックアップして、どちらの方が成績が良いか(順位が上か、獲得ポイントが高いかなど)を予想する賭け。例えばサッカーのリーグ優勝予想で「どちらのチームの成績が上か」や、レース競技で「どちらが先にゴールするか」などのオッズが出ます。サイトによっては、Season Match Betting(シーズンマッチベッティング)やMatch Up(マッチアップ)という名称になっていますが、意味は同じ。

また、一般的な勝敗予想オッズをMatch Betting(マッチベッティング)と書いているサイトもあります。

Maximum Bet(マキシマムベット)

1度に賭けられる最大額。Max Bet(マックスベット)とも書きます。

賭けの最大値は基本的に、ブックメーカーごと、スポーツごと、そして対象のオッズごとに異なります。また、ユーザーによっても変わることがあります。(ルール違反などでマックスベット規制された場合は、最大値が極端に小さくなります。反対に、大金を賭けているとVIP扱いとなり、上限が撤廃されることも)

Maximum Winning(マキシマムウィニング)

1つの賭けの的中時に支払われる賞金額の上限のこと。

例えば「当社では、サッカーの賭けでは月に1億円までしか支払いません」などの上限が定められている場合があり、規約やルールに記されています。スポーツごと、期間ごと(1日、1週間、1ヶ月など)の最大値や、そもそもの設定の有無もサイトによって異なります。

Middle(ミドル)

相反するオッズが、ブックメーカー側の調整ミスによってどちらも的中扱いとなってしまう状態のこと。あるいは、試合中の展開とオッズの変化をうまく読んで、両方が的中扱いとなるように賭けること。

例えば、A対Bのバスケットボールの試合のポイントスプレッドオッズで、A-2.5に賭けたとします。試合中にAが6点リードしてBのスプレッドが+5.5となり、この時点で賭けたとします。最終結果が4点差でAの勝利だった場合、Aの-2.5もBの+5.5もどちらも的中扱いとなります。

2つの条件のあいだに入る結果となり、両方が的中扱いになる現象や賭け方のことをミドルと言います。

Miscellaneous(ミセラニアス)

「雑多な」という意味。

英語のブックメーカーによっては、マイナースポーツや非スポーツ系のオッズがこのカテゴリにまとめられていることがあります。

Minimum Bet(ミニマムベット)

最低賭け金。Min Betと書いてあることもあります。ブックメーカーによって異なりますが、平均値は日本円でおよそ10円程度から。

MMA(エムエムエー)

Mixed Martial Arts(ミックスドマーシャルアーツ)の略。総合格闘技のこと。賭けられるスポーツの1つ。

Mobile Betting(モバイルべッティング)

スマホやタブレットなどの端末で賭けること。

Money Line(マネーライン)

勝敗予想オッズのアメリカでの呼称。バスケ、野球、アメフト、アイスホッケーなどのアメリカンスポーツの勝敗予想オッズは、ブックメーカーのサイト上で「マネーライン」と書かれていることが多い。

Money Management(マネーマネージメント)

資金管理という意味ですが、ギャンブルの世界では「うまく利益を増やしていけるように、賭け金の増減を工夫する戦略」を指します。

例えば、既述のマーチンゲールや、ダランベール(勝てば1ユニット足し、負ければ1減らす)などの手法などを総じてマネーマネージメントと言います。

Moter Sports(モータースポーツ)

賭けられるスポーツの1つ。F1、モトクロス、ナスカー、インディ500などが該当します。

Multiple Bet(マルチベット)

複数のオッズを組み合わせる賭け方。

ブックメーカーでは、例えば「今日のプレミアリーグの8試合の勝敗予想オッズで、全部ドローにまとめて賭ける」だとか、あるいはサッカーのA対Bの「A勝利オッズ」とテニスのC対Dの「セットカウント2-1でC勝利オッズ」を組み合わせて賭ける、といったことが自由にできます。(ただし同じ試合内のオッズや、条件が相反するものは組み合わせることができない)

これらの賭け方の総称がマルチベットで、Combo Bet(コンボベット)やCombi Bet(コンビベット)とも言います。

組み合わせたオッズ全部が当たらないと的中扱いにならない賭け方と、選んできたオッズのなかで、一部が当たればその的中数に応じて配当が出るような賭け方もあります。後者はPermutation(パーミュテーション)とも言います。

ブックメーカーのマルチベット(コンボベット)の種類や賭け方の詳細解説

MVP(エムブイピー)

Most Valuable Playerの略で、もっとも活躍した選手に贈られる賞。ブックメーカーでは、リーグ戦や国際大会等で「誰がMVPを受賞するか」を予想するオッズが用意されます。

Nではじまるブックメーカー用語(8)

以下、Nからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Nap(ナップ)

主に競馬で使われる用語で、もっとも自信がある予想、一押しの馬のことをNapと言います。

語源はフランスのナポレオン(Napoleon)というカードゲームで、良いカード(手役)のことをナポレオンと呼ぶのが省略されてNapになったと言われています。

Nascar(ナスカー)

賭けられるモータースポーツの一種。アメリカで開催されるストックカーによるレース競技。

Nb(エヌビー)

Next Bestの略。

例えば競馬の予想情報でNbと書かれていれば、その予想屋の2番目のオススメを指します。Napが一押し、Nbが2番目。

Nickel(ニッケル)

主にアメリカで使用される用語で、500ドルのこと。

Nil(ニル)

0点のこと。主に英国で使用される呼称で、例えばサッカーのスコアで1-0ならone nil(ワン、ニル)と言います。

オッズで「To win to nil」は無失点勝利すれば的中。類似で「Keep a Clean sheet」という賭けもありますが、こちらは無失点なら的中となる(勝利は問われない)賭けです。

No Action(ノーアクション)

賭けが成立せずに無効となること。

Non-Runner(ノンランナー)

賭けの対象(選択肢)が、何らかの事情により不出場・参加しなかったこと。競馬のオッズで、Non Runner Money BackやNRMBと書かれていれば、自分が賭けた対象が出場しなかった場合、賭け金が返金されます。

Novelty Betting(ノベルティベッティング)

通常のスポーツの賭けと違って、オッズの算定ができない・または予想が容易ではない対象への賭けのこと。(例えば、TV番組の結果予想など)

Oではじまるブックメーカー用語(14)

以下、Oからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Odd or Even(オッドオアイーブン)

賭け方の1つ。対象となるスコアや数値が、Odd(奇数)かEven(偶数)になるかを予想する2択オッズ。

Odds(オッズ)

賭けの払い戻し倍率を示す数字のこと。プレイヤーが賭けた際は、その賭け金額 x 表示された数字(倍率)で配当が支払われます。Line(ライン)やPrice(プライス)も同じ意味。

Odds Comparison(オッズコンパリゾン)

複数のブックメーカーのオッズを比較すること。または比較サービス・比較サイトのこと。

Odds Format(オッズフォーマット)

オッズの表示形式のこと。

Oddsmaker(オッズメーカー)

オッズを作る専門職。Linemaker(ラインメーカー)やTrader(トレーダー)なども同じ意味。

Odds on Favorite(オッズオンフェイバリット)

勝つ見込みが高い(確率50%を超える)賭けの対象(チームや選手)のこと。一般的にはOdds Onと省略して用いられます。

Olympics(オリンピック)

賭けられるイベントの一つ。ブックメーカーでは夏季五輪も冬季五輪も賭けの対象です。

Opposite Bet(オポジットベット)

結果が相反する選択肢に同時に賭けること。例えば勝敗予想やオーバーアンダーの両方など。オポジットベットは規約違反に該当します。

OTB(オーティビー)

Off The Board(オフザボード)の略。ブックメーカーによっては、野球やその他のスポーツにて「一時的に賭けが受付停止になっている時」にこう表示されていることがあります。

Overlay(オーバーレイ)

分析力の優れた熟練のベッターにとって、オッズが美味しい(見込みよりも高い倍率が与えられている)状況のこと。

Over Time(オーバータイム)

延長という意味。ブックメーカーによってはExtra Time(エクストラタイム)と表記されます。

Over/Under(オーバーアンダー)

ブックメーカーでの代表的な賭け方の1つ。

あらゆるスポーツで用いられていて、賭けの対象(例えばスコア)が、設定された数字を上回る(Over)か下回る(Under)かを予想します。試合全体のスコア、前半のみ、後半のみ、ホームチームのみ、アウェイチームのみ、ある選手の年間のゴール数、あるチームのシーズン中の勝利数など、対象はさまざま。

賭けの対象自体はTotal(トータル)という名称(例えば"トータル"ゴールやホームチーム"トータル"など)で用意されます。

Over(オーバー)

上記のオーバーアンダー系オッズで、設定された数値を上回ると予想して(オーバーに)賭けること。

OU、O/U(オーユー)

上記オーバーアンダーオッズの略称。

Outright Betting(アウトライトベッティング)

試合ごとの賭けではなく、リーグや大会などの全体の結果に対して提示される賭けのこと。

Pではじまるブックメーカー用語(26)

以下、Pからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Pari-mutuel Betting(パリミュチュエル・ベッティング)

ギャンブルの運営方式の1つ。あるレース・イベントに対して、賭けられた投票総額からあらかじめ運営者が一定額(一定率)を徴収し、各選択肢への投票率(投票額のかたより)に応じて払い戻しオッズをあとから調整する仕組み。パリミュチュエル方式と言います。別名はトータリゼータ方式(Totalisator)。

ブックメーカーが採用している方式と違い、パリミュチュエル方式のギャンブルでは運営者側は絶対に損をすることがなく、リスクがありません。反対に参加者側からすると、払い戻し額が未確定の状態で投票することになります。

フランスの競馬で使用されたのが最初で、現在の日本では公営競技(競馬・競艇・競輪)、ロトくじなどで使用されています。

Parlay(パーレイ)

マルチベットのAccumulator(アキュムレーター)の別称。

2つ以上のオッズを組み合わせて、選んだ対象すべてが的中すると配当が支払われる賭け。オッズは個々の倍率のかけ算。

Patent(パテント)

マルチベットの一種。3つのオッズを組み合わせて7通りに賭けるフルカバーベット。略称はPat。

例えばオッズA、オッズB、オッズCという3つなら、A、B、Cそれぞれ単独と、AB、BC、ACの2つを組み合わせたダブル3通り、そして3つともあわせたABCのアキュムレーター、この計7種にまとめて賭けることになります。

Payout(ペイアウト)

払い戻しのこと。

Payout Ratio(ペイアウト・レシオ)

ブックメーカー側が、集めた賭け金から客側(プレイヤー)全体に払い戻す金額の割合のこと。日本語では払戻率や還元率と言います。

Permutations(パーミュテーション)

「並べ替え」や「順列」という意味の英語で、マルチベットで使用される用語です。複数のオッズを選んだうち、2つ、3つなどを組み合わせる賭け方の総称。

例えばA、B、Cの3つのオッズを選んだなら、この3つが全部当たらないと的中にならない賭け方(アキュムレーターやトレブルと言う)のほか、AB、BC、ACというかたちで分割して組み合わせを作って賭けることもできます。

それぞれの選択肢には同額を賭けることになるため、仮に1つあたりの賭け金を10ドルとすれば合計30ドル使用します。(各選択肢の倍率は、それぞれのかけ算)

この場合、AとBが当たってCが外れたらABのみ的中扱い、他は負け。BとCが当たりなら、ABとACは負け。A、B、C、Dというオッズなら、2つずつはAB、AC、AD、BC、BD、CDの6通り。3つずつの組み合わせならABC、ACD、BCDの3通り。

このように、選んだオッズを組み合わせる賭けがパーミュテーションです。省略してPerms(パームス)とも言います。

Pick(ピック)

選ぶという意味。予想屋が選んだ予想のことも指します。

Pick'em(ピッケム)

勝敗予想のハンディキャップオッズで「ハンデゼロ」を指す言葉。有利不利の判定が難しい対戦のこと。

Place(プレイス)

競馬では「複勝」という意味。スポーツの優勝予想や順位予想などの賭けでは「2位」を意味します。

Place Bet(プレイスベット)

賭けを確定すること。英語のブックメーカーではベットスリップの賭けの確定ボタンに「Place」や「Place Bet」と書かれています。

Podium Finish(ポディウムフィニッシュ)

オリンピックや世界陸上、F1などで用意されるオッズの1つ。表彰台に上がれるかどうか、つまり3位以内で受賞(メダル獲得)できるかどうかを予想する賭け。

Point Spread(ポイントスプレッド)

ブックメーカーの代表的な賭け方の一つ。

バスケットボール、野球、アメフトなどのスポーツにおいて、対戦者同士の想定される実力差に基づいてあらかじめスコアにハンデを課して勝敗を予想する賭け。ルールはサッカーのアジアンハンデも同じです。

自分が賭けたチームに与えられたスプレッド値(ハンデ)を、試合終了時のスコアに足して結果を判定します。

例えば、野球のA対Bという試合でAに-2.5のハンデが課されていて、このオッズに賭けた場合。Aが3点差以上で勝てば賭けは的中です。一方、2点差以下ならハンデを加算すると相手に負けるため、賭けは不的中になります。

反対に、Bが+2.5のハンデだった場合。試合に勝てばもちろん賭けは的中です。ドローでも2点差でも、+2.5のハンデがあるので的中。しかし3点差以上つけられて負けると、+2.5ハンデでは上回ることができないため、賭けは不的中となります。

実力が上とみなされている方にはマイナスのハンデが付き、格下にはプラスのハンデが与えられます。また、実力差だけでなく「どのようなハンデを与えると、ベッターたちが同等だと考えて賭けが同程度集まるか」が考慮されます。

Poker(ポーカー)

賭けられるイベントの一つ。いくつかのブックメーカーでは、ポーカーのWSOP(ワールドシリーズオブポーカー)のような国際大会の優勝予想にもオッズが用意されます。

Politics(ポリティクス)

政治という意味。大統領選挙、首相選挙などの政治関連のイベントに対する賭けのこと。

Pool(プール)

Poolはギャンブルの世界では「賭け金の総額」を意味します。Pool Betting(プールベッティング)は、例えば宝くじやロトのような「プレイヤーたちが賭けた総額を、当選者が勝ち取る」タイプのギャンブル。

Postpone(ポスポーン)

延期という意味。略してPSTPやPostpと表記されることもあります。

Potential Payout(ポテンシャルペイアウト)

賭けが的中した場合の見込み配当金額のこと。Possible WinningsやEstimated Winningsも同じ意味。

Power-Ranking(パワーランキング)

選手やチーム間の実力差を比較したランキング。

Prediction(プレディクション)

予言、予想という意味。

Price(プライス)

オッズのこと。Lineも同じ意味。

Price Boost(プライスブースト)

Sportsbet.ioが提供している、賭ける前にオッズの倍率を上げる機能のこと。

Probability(プロバビリティ)

確率という意味。

Prop Bet(プロップベット)

PropはProposition(プロポジション)の略。直訳は「派生、おまけの賭け」という意味で、勝敗予想以外のあらゆる賭けのことを指します。Novelty Betも同じ意味。

Public(パブリック)

大衆、公共という意味で、娯楽として賭けているカジュアルプレイヤーたちを指します。Public Money(パブリックマネー)は彼らの賭け金のことで、広く大衆が注目するイベントや対戦カードに記念的な賭けとしてパブリックマネーが集まると、本来の実力差とは乖離したオッズの動きになることがあります。

Spuare(スクエア)も同じ意味。

Punter(パンター)

Puntは賭けるという意味で、Punterはブックメーカーで賭けるプレイヤーのこと。Bettor(ベッター)も同じ意味。

Push(プッシュ)

引き分けのこと。DrawやTieも同じ意味。

Qではじまるブックメーカー用語(4)

以下、Qからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Quarter(クォーター)

4分の1。バスケットボールやアメフトなどのスポーツで、試合を四分割した時間区分。

Quarter Betting(クォーターベッティング)

バスケ、アメフトなどのライブベットで用意されるクォーターごとの勝敗予想、ハンデ予想、スコア予想などの賭け方。

Qualify(クオリファイ)

「資格を与える」という意味で、英語のブックメーカー内ではサッカーの国際大会の予選試合などにQualificationとして使用されます。

また、トーナメント方式の大会の場合、通常の試合予想とは別で延長戦などの結果を含んで最終的にどちらが勝ち上がるかの予想オッズがTo Be Qualifiedという名称で用意されることがあります。

Quinella(クイネラ)

競馬用語で、馬連。

Rではじまるブックメーカー用語(11)

以下、Rからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Race to X(レーストゥX)

多くのスポーツで用意される賭け方の1つ。Raceは「競争」という意味で、Xはポイント、つまり対象となる選手やチームのどちらが先にX点を超えるかを予想します。

例えば野球でRace to 3 Runs(レーストゥスリーランズ)という賭けなら、賭けたチームが先に3点に達したら的中。条件が5なら5点、7なら7点。バスケットボールでRace to 20 Pointsというオッズがあれば、賭けたチームが先に20点取れば的中です。

Rag(ラグ)

ぼろきれを意味する英語ですが、大穴や当たる見込みのない対象を指すスラングとして主にイギリスで使用されます。Longshot(ロングショット)やOutsider(アウトサイダー)と意味は同じ。

Registration(レジストレーション)

登録という意味。

Regular Time Only(レギュラータイムオンリー)

賭けの条件の1つで、延長戦の結果を含まずに通常の試合時間のみで的中/不的中を判定すること。この反対はIncluding Over Timeです。

Reject(リジェクト)

却下という意味。

Risk(リスク)とTo Win(トゥーウィン)

この2つは賭けのアプローチの違いです。主に米系のブックメーカーでは、ベットスリップ(賭け金入力フォーム)にて「Bet to Risk」「Bet to Win」という2通りの賭け方式があります。(日本語対応サイトでは、ピナクルにもあります)

Bet to riskを選んで賭け金を入力して当たった際は、自分が賭けた金額xオッズで払い戻しを受けます。つまり、Bet to Riskは一般的な賭け方を指します。

もう一方のBet to Winでは、ベットスリップにて「その賭けに勝った際に欲しい賞金」を入力します。すると、その選択肢のオッズ倍率に基づいて賞金を得るのに必要な賭け金が計算されます。

Riskは「賭け金を入力する普通の賭け」で、To winは「希望賞金額から賭け金を決める賭け」です。

Rollover(ロールオーバー)

転がるという意味ですが、ブックメーカーでは「アカウントにある資金を賭けに使うこと」を意味します。アカウントに入金した資金を一度すべて賭けに使えば「1回ロールオーバーさせた」ことになります。このとき勝ち負けは関係ありません。例えば100ドル持っていて、100ドルを1つの選択肢に賭ける、または50ドルを2つのオッズに賭ける、あるいは10ドルを10回賭けたら「1回ロールオーバー」です。

ロールオーバーという言葉は主にボーナス規約で「受け取ったボーナスを現金化する際の条件」として使用されます。

例えばボーナスの条件が「Rollover x5」となっていれば、受け取ったボーナスの総額の5倍相当額を賭ける必要があるという意味になります。このような条件のことを、Rollover Requirement(ロールオーバーリクワイアメント)と言います。

Round Robin(ラウンドロビン)

総当たりという意味。同じグループ内の全チーム・全選手と一度以上対戦するフォーマットをラウンドロビンと言います。

もう1つ、マルチベットの賭け方で、ピックアップしたオッズを組み合わせたすべてのパターンに賭けることもラウンドロビンと言います。

Rotation(ローテーション)

賭けられる対象を表示したリストのこと。(主にラスベガスのスポーツベッティングセクションで使用する言葉)

Run Line(ランライン)

野球におけるポイントスプレッド(ハンディキャップ)オッズの名称。

Rugby(ラグビー)

賭けられるスポーツの一つ。ルールが異なる「ラグビーユニオン」と「ラグビーリーグ」の両方が賭けの対象です。

Sではじまるブックメーカー用語(35)

以下、Sからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Scalping(スキャルピング、スカルピング)

小さな利ざやを稼ぐ手法で、スポーツベッティングの世界では各ブックメーカーのボーナスやオッズの不一致を利用して稼ぐこと。Scalperはスカルピングをする人。そしてArbitrage(アービトラージ)もスカルピングの一種。

Score Cast(スコアキャスト)

主にサッカーで用意される賭け方で、ゴールを決める選手と試合のスコアを組み合わせて予想する。

Second Half Betting(セカンドハーフベッティング)

前半・後半のあるスポーツで、後半のみの結果で判定する賭けのこと。オッズの種類は勝敗予想、ハンデ付き予想、スコアのOver/Underなどさまざま。バスケットボールやアメフト、アイスホッケーなどの4分割制のスポーツ場合、3,4クォーターを後半とみなしてオッズが用意されます。

Send(センド)

送るという意味。

Settled(セットルド)

的中/不的中が確定していること。履歴の画面でSettledと書かれていれば、確定済み。反対はUnsettled。

Set Betting(セットベッティング)

テニスやバレーボールなどの試合中に複数のセットがあるスポーツで、そのセット単位での結果(勝敗・スコアのOver/Underなど)を予想する賭けのこと。

Sharp Bettor(シャープベッター)

豊富な知識を持ちや経験に長けた熟練プレイヤーのこと。

Single Bet(シングルベット)

1つのオッズに賭けること。一番シンプルな賭け方。略称はSGL。

Single Stakes About(シングルステイクスアバウト)

マルチベットのなかのAny to Come Betの1つ、そのなかでUp-And-Down Bet(アップアンドダウンベット)と呼ばれる賭け方の1つで、別々のイベント(レースや試合)から2つオッズを選び(仮にオッズAとオッズBとする)、オッズAが的中したらオッズBにも同額を賭けます。逆にオッズBが先に的中したらオッズAに同額を賭けることになります。つまり条件付きのIf Bet。省略してSSAとも書きます。

例えば手元に100ドルの残高があり、賭けたいオッズAとBがどちらも3倍だとします。両方に賭けたいなら資金を分けることになりますから、例えば50ドルずつ賭けて両方当たれば50ドル x 3倍 = 150ドル x 2 = 300ドルの配当 = 200ドルの利益です。しかしこのSSAを使うと、100ドルをまるまる投じることができ、Aが先に当たれば100ドル x 3倍 = 300ドルの配当 = 200ドルの利益、そしてオッズBにもそのまま100ドルを賭けることになるので的中時は同じく200ドルの利益。つまり無事に両方が当たった場合、別々に賭けるとトータル200ドルの利益ですが、SSA成功時には400ドルの利益になります。しかし一方で、SSAを使うと片方しか当たらなかった場合は賭けは負けとなります。

そして、このような互いの結果次第で次も賭けるという形式から、Cross Bet(クロスベット)やTwist(ツイスト)、Vice Versa(バイスバーサ:反対の意味)とも呼ばれます。

Snooker(スヌーカー)

賭けられるスポーツの一つ。ビリヤードの一形態。

Soccer(サッカー)

賭けられるスポーツの一つ。

Specials(スペシャルズ)

ブックメーカーで賭けられる、非スポーツ系の対象をまとめたカテゴリーのこと。ブックメーカーによっては、Miscellaneous(ミセラニアス)という名称になっていたり、Politics(政治)、Awards(賞)などに細分化されていることもあります。

あるいは、特定のスポーツで普段は用意されない特別なオッズ(例えばサッカーなら、窮地のチームの監督解任予想や、退任した名将の次のチーム予想、あるチームが連勝中なら何連勝まで続くか、など)が用意されたページもスペシャルという見出しになっていることがあります。

Speedway(スピードウェイ)

賭けられるスポーツの一つ。

Split Ball Handicap(スプリットボールハンディキャップ)

アジアンハンデやスコアのトータル予想系のオッズで、ハンデが二つ与えられているオッズのこと。例えばサッカーで「-1,-1.5」「+0.5,+1」など。このようなオッズに賭けた場合、賭け金が自動的に半分ずつそれぞれの条件に割り振られ、試合終了時のスコアとハンデに応じて「全額的中」「半分的中/半分は返金」「半分返金/半分負け」などの結果が起こります。

Sportsbook(スポーツブック)

ブックメーカーの別名。

Sports Betting(スポーツベッティング)

スポーツに賭けること。

Sports Gamble(スポーツギャンブル)

スポーツに賭けること。スポーツベッティングと同じ意味。

Spread(スプレッド)

ポイントスプレッドのこと。対戦する選手・チーム間の実力差を考慮して与えられるハンデ。

Square(スクエア)

アマチュア、初心者プレイヤーのこと。Square Money(スクエアマネー)で、初心者の賭けが集まっていること。Publicの同義語。

Stake(ステイク)

賭け金のこと。

Standing(スタンディング)

順位表の意味。

Starting Price(スターティングプライス)

競馬の賭けで、締め切り時点のオッズのこと。省略してSPとも言います。ブックメーカーでの賭けは基本的には自分が賭けた時点の倍率が有効となりますが、競馬でSPと書かれた選択肢に賭け、その馬が勝った場合は締め切り時点の倍率での払い戻しとなります。

Statistics(スタティスティクス)

統計という意味。ブックメーカー内でこのように書かれているリンクやボタン、あるいはグラフのようなマークのページをみると、各種スポーツのリーグ表、試合結果、そして個別の勝率やゴール数などのさまざまなデータを閲覧できます。省略してStats(スタッツ)と書いてあることもあります。

Steam(スチーム)

短時間で大量の賭けが集まってオッズが急変すること。

Straight Bet(ストレートベット)

1つのオッズに賭けること。Single Betと同じ意味。

Straight Forecast(ストレートフォーキャスト)

レース競技やそのほか順位予想系の賭けで、1位と2位の順番まで予想する賭け。競馬で言うところの馬単。類似のDual Forecast(デュアルフォーキャスト)は、2位と1位が反対でも的中。

Straight Tricast(ストレートトライキャスト)

1位、2位、3位を順番まで予想する賭け。

Sumo(スモウ)

相撲のこと。ごく一部のブックメーカーでは賭けの対象となります。

Super Heinz(スーパーヘインズ)

マルチベットの一種。オッズ7個を組み合わせて120通りに賭ける。略称はSHZ。

Super Odds(スーパーオッズ)

10betが提供している、通常より倍率を上げたオッズのこと。

Super Yankee(スーパーヤンキー)

マルチベットの一種。オッズ5個を組み合わせて26通りに賭ける。別名Canadian(カナディアン)。

Sure Bet(シュアベット)

アービトラージの別名。

Suspend(サスペンド)

一時停止という意味。オッズが一時的に賭けられない状態になっている場合にこう表記されていることがあります。(略してSusと書かれていることも)

System Bet(システムベット)

Multiple Bet(マルチベット)と同義。いくつかのオッズを組み合わせる賭け方。

Tではじまるブックメーカー用語(23)

以下、Tからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Table Tennis(テーブルテニス)

卓球。賭けられるスポーツの一つ。

Take a Price(テイクアプライス)

Underdog(アンダードッグ:オッズが大きな勝ち目が薄い方)に賭けること。また、彼らのスプレッドには基本的にプラスのハンデが与えられているため、そのような格下のプラスハンデオッズに賭けることを特にTake a PriceやTake a Pointsと言います。

Teaser(ティーザー)

ティーザーは、パーレー(アキュムレーター)の変則型で、「ハンデがあらかじめプレイヤーに有利に調整された状態で複数の試合をまとめて賭ける」というもの。主にアメリカンスポーツで使用される賭けで、オンラインブックメーカーでも一部のサイトがNBAやNFL、カレッジフットボールなどに用意しています。

例えばアメフトの3試合に、ブックメーカーが

A -2.5 vs B +2.5
C +3.5 vs D -3.5
E -6.5 vs F +6.5

というスプレッドを与えているとします。ここでAの勝利、Cの勝利、Eの勝利に「+6ポイントのティーザー」で賭けるなら、個々のハンデが

A -2.5 → A +4.5
C +3.5 → C +9.5
E -6.5 → E -0.5

という条件になります。Aはフェイバリット側だからマイナスハンデだったのですが、このティーザー条件下ではプラスのハンデに。 Eも-6.5のハンデがほぼゼロの0.5に。つまり、このようにかなり条件が甘い状態で複数の試合を組み合わせて賭けるのがティーザーです。よって、的中時のオッズも非常に小さくなります。また、加えられるハンデの数字と対象もその都度異なります。

Tennis(テニス)

賭けられるスポーツの一つ。

Terms & Conditions(タームアンドコンディションズ)

利用規約という意味。T&Csと省略されます。

The Field(ザ・フィールド)

オリンピックの金メダル予想やリーグの優勝予想、レース競技の1着予想などのオッズで例えば「選手A、選手B、選手C、選手D、The Field」という選択肢になっていれば、The Fieldは選手A~D以外を意味します。もし選手E、F、G、Hも出場していて彼らのうち誰かが優勝すれば、The Fieldの賭けが的中です。

Ticket(チケット)

ユーザーによる一つ一つの賭けのこと。(オンライン化以前の店舗では、賭けるたびにその賭けを証明する領収書のようなチケットを受け取ることから)

Tie(タイ)

同点・引分けを意味します。

Tie Break in First Set(タイブレークインファーストセット)

テニスで用意される賭けで、第1セットがタイブレークまで進むかどうか。

Tips(ティップス)

ヒント。Betting Tipsで賭けのヒント。

Tipster(ティップスター)

予想屋のこと。

To Keep a Clean Sheet(トゥキープアクリーンシート)

サッカーの賭け方の1つ。Clean Sheetは無失点を意味し、賭けたチームが無失点なら的中。

Total Games(トータルゲームズ)

テニスや卓球など、1つの試合のなかにセット・ゲームという区切りがあるスポーツで、試合中の総ゲーム数が何ゲームになるのかを予想する賭け。

Tournament Winner(トーナメントウィナー)

優勝予想オッズ。To Win Outrightと同じ意味。

Tout(タウト)

予想販売業者。

To Win Outright(トゥウィンアウトライト)

あらゆるスポーツやイベントに用意される、リーグ、カップ戦、大会の優勝予想オッズのこと。

To Win To Nil(トゥウィントゥニル)

サッカーの賭け方の1つで、無失点で勝てば的中。

Transaction(トランザクション)

取引という意味の言葉で、アカウント内の入出金の履歴画面で使用されます。

Treble(トレブル)

マルチベットの一種。オッズ3つを組み合わせて、3つとも的中なら配当が支払われる。略称はTBL。

Trixie(トリクシー)

マルチベットの一種。オッズ3つで4通りに賭けるフルカバーベット。例えばA、B、Cのオッズなら、シングルでそれぞれに賭け、さらにABCのトレブルにも賭ける。略称はTrix。

Trifecta(トライフェクタ)

競馬用語で、三連単。

Total Points(トータルポインツ)

バスケットボールやアメフト、ラグビー、バレーそのほかあらゆるスポーツで用意される、試合中の総ポイント数を予想する賭けのこと。設定されたラインを超えるか下回るかのOver/Under形式が一般的。

Turf Accountant(ターフアカウンタント)

ブックメーカーの別の呼び方です。

True Odds(トゥルーオッズ)

ブックメーカー側の控除がない、確率をそのまま換算したオッズのこと。True Market(トゥルーマーケット)や100%マーケットも同じ意味。

Uではじまるブックメーカー用語(6)

以下、Uからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Under(アンダー)

スコアのオーバーアンダー予想系のオッズで、設定された数値を下回ると予想して(アンダーに)賭けること。

Underdog(アンダードッグ)

格下の意味。勝敗オッズにおいて、倍率が高い方の選手・チーム。反対はFavorite(フェイバリット)。単にDogと言う場合もあります。

Unit(ユニット)

プレイヤー個々が決めた、1回あたりの賭け金を指す言葉。例えば、1unitがユーザーAにとっては1,000円でユーザーBには10,000円など、さまざま。

Unsettled(アンセットルド)

未決という意味。賭けの履歴上で、まだ結果が確定していない対象にはこう表記されます。

Up to -(アップトゥ-)

「-まで」という意味。英語のブックメーカーにおいて、ボーナスや出金の最大額に記されます。例えば「100% Bonus Up to $1000」なら、入金額の100%相当額、最大1000ドルまでボーナスをプレゼント、という意味。

Up and Down Bet(アップアンドダウンベット)

特殊なマルチベットのAny To Come Betというタイプの1つ。Single Stakes Abount(SSA)と、Double Stakes About(DSA)という2つの方式があります。

Vではじまるブックメーカー用語(8)

以下、Vからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Value(バリュー)

価値という意味。基本的にブックメーカーのオッズは、彼らが各種データや大衆心理を汲み取って作成し、結果が起こる見込み(擬似的な確率)を計算、その上でそれよりも低い倍率を提示します。しかしそのオッズが、より精度の高い分析や自分自身の予想で計算した確率よりも高い倍率だと、そのベッターにとっては潜在的な利益が増している「賭ける価値があるオッズ」と言えます。つまりスポーツベッティングにおけるバリューとは、あるオッズが客側全体、または自分にとって有利な度合いを指します。

Value bet(バリューベット)

Valueのあるオッズのこと、またはそのようなオッズを見つけて賭けていく手法のこと。Value Bettingも同じ意味。

VIP(ブイアイピー)

ブックメーカーやカジノサイト側にとって、重要な顧客(プレイヤー)のこと。ブックメーカー各社にはそれぞれ独自の条件があり(一般的には高額で長期間のプレーが前提)、それを満たしたプレイヤーはVIP認定されます。VIP認定されたプレイヤーは専任サポートや特別ボーナスなど様々な特典を受け取ることができます。

Vigorish(ビゴリッシュ)

コミッションやジュース、マージンと同じ意味。ブックメーカー側が得る手数料のこと。主にアメリカで使用される言葉。略してVigとも書きます。

Virtual Prepaidcard(バーチャルプリペイドカード)

ブックメーカーへの入金に使用される手段の1つ。ネット上で生成される架空の決済用カード。

Virtual Sports(バーチャルスポーツ)

ゲーム(シミュレーション)のスポーツやレースのこと。そしてそれらに賭けること。バーチャルサッカー、バーチャルホースレーシング(競馬)、バーチャルグレイハウンド(ドッグレース)など対象はいくつかあります。数分ごとに競技がスタートするため、短時間で何度も楽しめます。

Void(ボイド)

無効という意味。何らかの理由で賭けがNo Action(不成立)扱いとなった場合に、賭け金が返金されて履歴や結果ページにVoidと表記されます。

Volleyball(バレーボール)

賭けられるスポーツの一つ。

Wではじまるブックメーカー用語(13)

以下、Wからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Wager(ウェイジャー)

賭けるという意味。Betと同じ。

Walk Over(ウォークオーバー)

テニスで、相手の棄権により勝利した場合にドロー表に表記される記号。W.Oと略されます。

Water Polo(ウォーターポロ)

水球のこと。賭けられるスポーツの1つ。

Welsher(ウェルシャー)

負けを踏み倒す人(オンラインベッティングでは無理なので、あくまでオフラインで使われる言葉)

Whale(ホエール)

Whaleはクジラという意味。大金を賭けるプレイヤーのこと。ハイローラー(High Roller)も意味は同じ。

Win(ウィン) *競馬

単勝。複勝はPlace(プレイス)

Win Both Halves(ウィンボースハーブス)

前半と後半があるスポーツの賭け方で、前半のみの結果と後半のみの結果、両方勝つかどうかをYes/Noで予想する賭け。

Wincast(ウィンキャスト)

サッカーで用意される賭け方。どのプレイヤーがゴールを決めるのかと、試合の勝敗予想(ホーム勝利/ドロー/アウェイ勝利)を組み合わせたオッズ。

Winning Margins(ウィニングマージン)

賭け方の一種。どちらのチームが何点差で勝つのかを予想する賭け。Margin of Victoryも同じ。

Wintersports(ウィンタースポーツ)

賭けられるスポーツのカテゴリの一つ。スキージャンプ、スノーボード、アルペンスキー、そのほか多くの競技に賭けることができます。

Withdraw(ウィズドロー)

出金するという意味。

Wise Guy(ワイズガイ)

Sharpと同じ意味。熟練プレイヤーのこと。

Wood(ウッド)

ガチガチの本命オッズのこと。Chalk(チョーク)も同義語。

Xではじまるブックメーカー用語(1)

以下、Xからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

×(バイ)

英語のエックスではありませんが、サッカーの勝敗予想オッズで1x2と表記されている場合は、ドローを意味しています。

Yではじまるブックメーカー用語(2)

以下、Yからはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

Yankee(ヤンキー)

マルチベットの一つ。4つのオッズを組み合わせて賭けるフルカバーベット。略称はYank。

Yield(イールド)

収益の意味。

Zではじまるブックメーカー用語

なし

数字ではじまるブックメーカー用語(5)

以下、数字からはじまるブックメーカーで使用される専門用語・英単語・オッズ名称です。

100% Market(100%マーケット)

ブックメーカー側の控除が0%の、確率をそのままオッズに換算した状態のこと。

1x2(ワンバイツー)

サッカーの勝敗予想オッズなどで見られる表記で、1はホーム勝利、xはドロー、2はアウェイの勝利を意味します。

1st Half betting(ファーストハーフベッティング)

First Half Bettingと同じ。

2nd Half betting(セカンドハーフベッティング)

後半のみの結果について予想するオッズ。

2nd Fav(セカンドフェイバリット)

競馬で、2番人気(2番目にオッズが低い)の馬のこと。

かなではじまるブックメーカー用語(10)

以下、かな・漢字のブックメーカー専門用語・英単語・オッズ名称です。

追い上げ(おいあげ)

予想が外れるたびに賭け金を増やし、最終的に勝つまで賭けていくこと。

応援賭け(おうえんがけ)

応援として期待を込めて賭けること。好きな選手の優勝オッズ、ゴールオッズや、代表チームの優勝オッズ、金メダル獲得予想などに賭けて、応援を楽しむプレー。

還元率(かんげんりつ)

ギャンブルを運営する側が、集めた賭け金からどれだけを客側に戻すのかの割合のこと。日本のギャンブルを例に挙げると、宝くじは47%前後、競馬や競艇などは75~80%。そしてブックメーカーは平均93%前後。払戻率も同じ意味。反対は控除率。

賭け条件(かけじょうけん)

英語のロールオーバーのこと。ボーナスやフリーベットを現金化するにあたって課せられる条件を指します。例えば、「賭け条件1倍」なら、受け取ったボーナス額と同じ額を賭けること。仮に1万円のボーナスを受け取った場合、リアルマネーで1万円賭けると賭け条件クリアです。(1回あたりの賭け額は問われず、トータル1万円超えるとクリア)

「賭け条件20倍」なら、ボーナス額の20倍(ボーナスが1万円なら20万円相当)を賭けるとクリアで、その時点で残っているボーナスが現金として引き出しできるようになります。

期待値(きたいち)

ある賭けを十分な回数だけ繰り返した際に、プレイヤー側(自分)がそのギャンブルから得られる利益または損失の見込み。期待値が100%を超えている(または正の値)の場合、長い目でみるとプレイヤー側の利益が増えていく。

控除率(こうじょりつ)

ギャンブルを運営する側が、集めた賭け金からどれだけを徴収するのかの割合のこと。反対は還元率。

転がし(ころがし)

予想が当たって得た利益を、そのまま次の賭けに投じていくこと。

ブックメーカー投資(ぶっくめーかーとうし)

ブックメーカーを使ってスポーツに賭ける行為を"投資"と考えてプレーすること。なんらかの手法や戦略をブックメーカー投資として表現している場合もありますが、大きくは利益を優先するプレースタイルのこと。

マックスベット規制(まっくすべっときせい)

賭けられる上限額を下げられること。単にベット規制とも言います。

入金不要ボーナス(にゅうきんふようぼーなす)

ブックメーカーが新規プレイヤー向けに提供するオファーの一種。会員登録するだけで進呈されるボーナスマネー(架空の資金)のこと。

ブックメーカー・スポーツベッティング用語/英語/スラングまとめ

情報は随時足していきます。日本語対応のブックメーカーが増えてきた今では、言葉の意味が分からなくて困ることはほとんどないと思います。ですが、もし何かプレー中につまづいたことがあれば参考にお使いください。