bet365では、Early Payout Offer(アーリーペイアウトオファー)という他のブックメーカーにはない一風変わったシステムがあります。すでにbet365を使用中なら、選んだオッズによっては「Early Payout」とベットスリップに書かれているのを見たことがあるかと思います。
当ページは、はじめてそれに気づいて「Early Payoutって何?アーリーペイアウト?」と気になったユーザーのための解説です。どのようなルールなのか?どのオッズがこのオファーの対象か?などを詳しく解説しています。プレーの参考にお役立てください!
bet365のEarly Payout Offerとは?(アーリーペイアウト)とは?
まず概要からご説明します。
bet365のEarly Payout Offer(アーリーペイアウト)とは、言葉の意味どおりEarly(早く)、Payout(支払う)オファーです。もう少し具体的に言うと、対象スポーツで試合前の勝敗予想オッズに賭けて、賭けたチームが試合中に所定の点差をつけた場合、その時点で賭けが的中扱いとなって早めに配当が得られるというもの。
bet365のアーリーペイアウトとは?
- アーリーペイアウトオファーの対象となるオッズに試合前に賭ける
- オッズが試合中に条件(点差)をクリア
- その時点で的中扱いとなる
おおまかにはこのような仕組みです。条件をクリアしたあとに相手チームが追いついて逆転されても関係ありません。シングルベット(オッズ1つ選んで賭ける)と、対象オッズをマルチベット(複数のオッズを組み合わせて賭ける)に組み込んだ場合で少し扱いが違いますが、基本はこのとおり。
対象スポーツは2021年4月時点でサッカー、野球、バスケの3種。競技ごとに少しずつルールが異なるため、詳細を以下でご確認ください。
bet365の2 Goals Ahead Early Payout offerのルール解説
サッカーは、2Goals Ahead Early Payout(2ゴールズアヘッドアーリーペイアウト)という名称がついています。ルールは名前のまま、賭けたチームが2点リードした時点で的中扱いになります。
オファーを受けるには、ホーム勝利・ドロー・アウェイ勝利のオッズ(Full Time Result)のうち、ホームかアウェイの勝利オッズに試合前に賭けてください。
あとは、試合が始まっていずれかのタイミングで賭けたチームが2点リードしたら条件達成。もしもあとから相手チームが猛追してドローになったり逆転負けしても、配当が得られます。
期間 | 2021年5月29日まで |
---|---|
対象リーグ | 下記リスト参照 |
対象オッズ | 試合前のFull Time Resultオッズ(1x2の勝敗予想オッズ) |
アーリーペイアウト条件 | 試合中に、賭けたチームが2点差をつけた時点 |
条件クリア後の扱い | シングルベットの場合は、賭けたチームが条件をクリアした時点で的中確定。マルチベットまたはベットビルダー使用時は、賭けたチームが条件をクリアした時点でそのオッズは的中扱いです。 |
対象リーグ・大会
本オファーは、対象となるリーグ・大会が決まっています。
2 Goals Ahead Early Payoutの対象リーグ一覧
Chinese Super League(中国スーパーリーグ)
Chinese FA Cup(中国FAカップ)
AFC Champions League(アジアチャンピオンズリーグ)
Japanese J-League(日本J1リーグ)
Japanese J2 League(日本J2リーグ)
Major League Soccer(アメリカMLS)
Brazilian Serie A(ブラジルセリエA)
English Premier League(イングランドプレミアリーグ)
English Championship(イングランドチャンピオンシップ)
English League 1(イングランドリーグ1)
English League 2(イングランドリーグ2)
English FA Cup(イングランドFAカップ)
English EFL Cup(イングランドリーグカップ)
Scottish Premiership(スコティッシュプレミアシップ)
Spanish Primera Liga(スペインリーガ1部)
German Bundesliga I(ドイツブンデスリーガ1部)
Italian Serie A(イタリアセリエA)
French Ligue 1(フランスリーグアン)
UEFA Champions League(UEFAチャンピオンズリーグ)
UEFA Europa League(UEFAヨーロッパリーグ)
欧州トップリーグ、日本のJ1、J2が対象になっているのは嬉しいですね。
2 Goals Ahead Early Payout Offerの注意点
オファーの適用にはいくつかいくつか条件があります。こちらは規約から抜粋した注意点です。
- 新規プレイヤーおよびオファー対象プレイヤー限定
- Full Time Resultのオッズでも、Enhanced Prices(倍率を引き上げられた特別オッズ)は対象外
- Full Time Resultオッズでも、ドローに賭けた場合は対象外
- 賭けたあとに全額キャッシュアウト(Fully Cashout)を使用すると対象外
- 賭けたあとに部分キャッシュアウト(Partially Cashout)を使用すると、残した賭け金のみオファー対象
- 賭けたあと、試合のキックオフ前にEdit Bet(賭けの編集)を使った場合、編集後の賭け金がオファー対象となります。ただし、Inplayに絡む編集を行った場合は対象外になります
- このオファーにしたがって早期に賞金が支払われた場合、賭けたチームが試合後に勝利していても配当はありません(先に受け取っているため)
これらの注意点については、のちほどまとめて解説します。
bet365のMLB Early Payoutの解説
野球のアーリーペイアウトオファーはMLB(メジャーリーグ)が対象です。試合前のMoney Line(マネーライン:ホームが勝つかビジターが勝つかの2択の勝敗予想)に賭けて、賭けたチームが試合中に5点差をつけると条件達成となります。
期間 | 2021年11月3日まで |
---|---|
対象リーグ | MLB(プレシーズン・エキシビジョン・オールスターゲームは除く) |
対象オッズ | 試合前のMoney Line(勝敗予想オッズ) |
アーリーペイアウト条件 | 試合中に、賭けたチームが5点差をつけた時点 |
条件クリア後の扱い | 賭けたチームが条件をクリアした時点で的中確定。もし逆転負けしても先に配当が得られます。(マルチベット/ベットビルダー使用時は、賭けたチームが条件をクリアした時点でそのオッズは的中扱い) |
MLBアーリーペイアウトの注意点
- 新規プレイヤーおよびオファー対象プレイヤー限定
- 賭けたあとに全額キャッシュアウト(Fully Cashout)を使用すると対象外
- 賭けたあとに部分キャッシュアウト(Partially Cashout)を使用すると、残した賭け金のみオファー対象
- 賭けたあと、試合開始前にEdit Bet(賭けの編集)を使った場合、編集後の賭け金がオファー対象となります。ただし、Inplayに絡む賭けを加えて編集を行った場合は対象外になります
- このオファーにしたがって早期に賞金が支払われた場合、賭けたチームが試合後に勝利していても配当はありません(先に受け取っているため)
bet365のNBA Early Payoutの解説
バスケのアーリーペイアウトはNBAが対象です。オファーを受けるには、試合前にマネーラインに賭けてください。賭けたチームが試合中に20点差以上つけると条件達成で、早期に配当が支払われます。
期間 | 2021年7月22日まで |
---|---|
対象リーグ | NBA(プレシーズン、エキシビジョン、オールスターゲーム、Parlayは対象外) |
対象オッズ | 試合前のマネーライン(勝敗予想オッズ) |
アーリーペイアウト条件 | 試合中に、賭けたチームが20点差をつけた時点 |
条件クリア後の扱い | 賭けたチームが条件をクリアした時点で的中確定。もし逆転負けしても先に配当が得られます。(マルチベット/ベットビルダー使用時は、賭けたチームが条件をクリアした時点でそのオッズは的中扱い) |
NBAアーリーペイアウトの注意点
- 新規プレイヤーおよびオファー対象プレイヤー限定
- 賭けたあとに全額キャッシュアウト(Fully Cashout)を使用すると対象外
- 賭けたあとに部分キャッシュアウト(Partially Cashout)を使用すると、残した賭け金のみオファー対象
- 賭けたあと、試合前Edit Bet(賭けの編集)を使った場合、編集後の賭け金がオファー対象となります。ただし、Inplayに絡む賭けを加えて編集を行った場合は対象外になります
- 条件達成後、15分以内に配当が支払われます
- このオファーにしたがって早期に賞金が支払われた場合、賭けたチームが試合後に勝利していても配当はありません(先に受け取っているため)
すべてのEarlyPayoutに共通する注意点
ここで、サッカー、野球、バスケのアーリーペイアウトすべてに共通するルールのうち、重要な3点について解説します。
アーリーペイアウトが使えるプレイヤー
まず1つ目は対象プレイヤーについて。
そもそもこのオファーは新規プレイヤーおよび対象プレイヤー限定です。過去になんらかの理由でベット規制やオファーに制限をかけられたプレイヤーはオファーを使用できません。
キャッシュアウト使用時の適用
2つ目はキャッシュアウト使用時の扱いについて。
bet365では、キャッシュアウト(賭けた後でも賭けを取りやめることができる機能)に2つの選択肢があります。1つは全額キャッシュアウト(賭けを完全にやめる)で、もう1つは部分キャッシュアウト(賭け金の一部のみを回収する=減額して賭けを継続する)です。
このうち、全額キャッシュアウトを使うと、賭けを辞めているわけですから必然的にアーリーペイアウトも外れます。一方で部分キャッシュアウトを使った場合は、ベット額を減らしてはいるものの賭けは継続しているため、残したベット額に対してアーリーペイアウトも適用されます。
EditBet(エディットベット)使用時の対応
3つ目はEdit Betを使用した場合について。
bet365では、賭けた後でも対象を変更・追加したり賭け金を賭けられるEdit Bet(エディットベット)という機能があります。
アーリーペイアウト対象のオッズに賭けて、試合が始まる前にエディットベットを使用した場合は、編集後の賭けに対してオファーが継続されます。ただし、Edit BetでInplay(試合中の賭け:ライブオッズ)を1つでも追加した場合、もともとアーリーペイアウト対象だったオッズも対象外となってしまいます。
したがって、アーリーペイアウト対象の賭けを編集する際は、ライブオッズを組み入れないようにご注意ください。
bet365のアーリーペイアウトのまとめ
いかがでしょうか?bet365のアーリーペイアウトオファーについて、なんとなく全体像は理解できましたか?
ルールの肝は、対象オッズに賭けた場合、試合中に条件(点差)をクリアすれば早めに配当が得られるというところ。細かな例外はありますが、まずはこの基本を覚えておいてください。また、諸条件はオファーページの規約でも改めてご確認ください。
試合前から「この試合は一方的な展開になるのではないだろうか?」と予想できる対戦カードなら。本オファーの恩恵が得られると思います。試合中に一度でも条件クリアとなる点差が開いたら的中扱いになりますから。これはいけそうだ!と思う試合でアーリーペイアウトを活用して増収を狙ってみてください。