アジアカップ2019グループステージ第3節、日本の最後の相手はウズベキスタン!約4年ぶりの顔合わせ、そしてアジアカップでの対戦は今回が3度目となります。
両者ともに2連勝してすでに決勝トーナメント進出は確定しましたから、先を見据えてメンバーを大きく変えてきそうです。主力と控えと差が大きく「選手層が薄いのでは?」と懸念されている日本。がしかし、とりあえず森保ジャパン発足以降ここまで無敗ですし、どうせならその記録を維持したまま3連勝してトーナメントへ弾みをつけてほしいですね。
ここでは、試合情報と過去の両者の対戦結果、そしてブックメーカーで賭けられる各種予想オッズなどをまとめているので、試合を一層楽しむためのスパイスとしてご覧ください!
日本vsウズベキスタン戦の開始時間・スタジアム・FIFAランキング
Asian Cup 2019 Group F
日本(50) vs ウズベキスタン(95)
キックオフ:2019年1月17日(木)17:30 (日本時間22:30)
スタジアム:シェイク・ハリーファ国際スタジアム
()の数字はFIFAランキング
試合は17日の木曜日、日本時間で22:30から。FIFAランキングでは日本の方が格上。
両チームの選手
こちらは両チームの招集メンバー。黄色でなぞっているのは前節(日本はオマーン戦、ウズベキスタンはトルクメニスタン戦)に出場していた選手です。
日本はオマーン戦で大迫・槙野選手の代わりに北川・遠藤選手を先発起用。北川選手は絡むシーンが少なく後半12分に武藤選手と交代。南野選手は序盤に惜しいチャンスが何度もありながら決めきれず、結局は原口選手のPK1点を守り抜いての勝利となりました。オマーンのカウンターによる危ないシーンも多く、中盤&守備はまだまだ修正の必要ありか。本人も認めた長友選手のエリア内でのハンドが見逃されたのはラッキーでしたね。とりあえず勝ったので結果オーライ。
ウズベキスタンはトルクメニスタンから4点奪って快勝し、突破を決めました。初戦のオマーン戦で先発していたFWのビクマエフとラシドフを休ませて、終盤で交代直後に決勝ゴールを叩き込んだショムロドフが先発。期待に答えてトルクメニスタン戦でも2ゴールを決め、ここまで計3ゴールで大会得点ランキング2位につけています。
メンバーのうち6名は国内リーグ3連覇中のロコモティフ・タシュケントから。同チームのネステロフ、イスマイロフは代表90試合を超えるベテラン。そして上海でプレーするキャプテンのアフメドフも同じく90試合を超えています。また、このメンバーにはJリーグの選手も2人。磐田のムサエフ、レノファ山口のトゥルスノフ。
日本vsウズベキスタンの過去の対戦成績(直近5試合)
こちらは過去の対戦成績です。直近5試合の結果を載せています。
2015/03/31 | 親善試合 | |
---|---|---|
2012/02/29 | W杯予選 | |
2011/09/06 | W杯予選 | |
2009/06/06 | W杯予選 | |
2008/10/15 | W杯予選 |
トータルで過去10回対戦し、成績は日本6勝、3ドロー、ウズベキスタン1勝。
直前回は約4年前のキリンカップ。前半6分の青山選手の遠目からのシュートが印象的かつ残り10分から4点動いた面白い展開で、結果は5-1で日本が快勝しました。
今回のメンバーのなかでこの試合に出場していたのは、青山、乾、そして柴崎選手。柴崎選手も後半から途中出場でゴールを決めています。ちなみに青山・柴崎両選手の代表でのゴールはこれが最後です。今回出場するなら、4年ぶりのゴールも見てみたい。
両者はアジアカップでは過去に2度対戦しています。1度目は今回と同じUAEで開催された1996年大会、グループステージにて。名波(1点)・カズ(1)・前園(2)選手らのゴールで日本が4-0で完勝しました。次は2000年のレバノン大会グループステージで、今度は森島(1)、西澤・高原(共にハットトリック)、北嶋(1)選手によるゴールショーで日本が8-1で圧勝。
日本が再び大量得点で蹴散らすか、それともウズベキスタンのリベンジなるか!?
日本とウズベキスタンの直近5試合の結果
次は、日本とウズベキスタンの直近の試合結果です。
オマーン 0 - 1 日本 |
トルクメニスタン 0 - 4 ウズベキスタン |
日本はワールドカップ以降いまだ無敗。アジアカップの2戦は結構ギリギリではありますが、7試合で6勝1分という好成績です。
ウズベキスタンはちょうど日本が森保体制に変わったのと同じ頃に、エジプト代表を率いてW杯を戦ったクーペル氏が就任しました。氏はかつてバレンシアでCL準優勝し、インテルやベティスなどを率いた経験豊富な監督です。就任直前の1年間、ウズベキスタンはW杯予選や親善試合を7試合行って0勝2分5敗と低迷していましたが、それ以降の8試合は4勝2分2敗と上向いています。
日本vsウズベキスタンのブックメーカーの各種予想オッズ
それでは、これらの情報を踏まえつつ、ブックメーカーによる勝敗予想、スコア予想など各種オッズをチェックしてみましょう。
勝敗予想オッズ
90分間での勝敗予想オッズは、日本1.64倍、ドロー3.75倍、ウズベキスタン5.20倍。トルクメニスタン戦の日本の勝利が1.1倍以下、オマーン戦は1.4倍前後でしたから、それに比べると偏りは小さめ。ですが、日本の評価が高いようですね。
ゴールOver/Under予想オッズ
スコアのオーバーアンダー予想オッズでは、2.5点ラインを見るとオーバーが2.05倍、アンダーが1.74倍ということで、3点以下しか動かないとみられているようです。日本とウズベキスタン、互いにここまでの守備の修正を重視し、かつ前線も主力温存によって消極的になると仮定するなら、確かに点は動かないかもしれません。
スコア予想オッズ
スコアの予想オッズでは、日本の1-0が最低オッズの6.5倍。続いて1-1のドローが6.85倍。ちなみに、前回のスコア5-1は62.5倍です。
ゴールスコアラー予想オッズ(日本の選手)
こちらは、ブックメーカー「ウィリアムヒル」が用意していた「誰がゴールを決めるのか」の日本のオッズです。大迫選手が最低倍率の2.4倍。このオッズは応援賭けに最適です。気になる選手がいましたらお楽しみを。
ゴールスコアラー予想オッズ(ウズベキスタンの選手)
もちろんウズベキスタンの選手のオッズもあります。FWのビクマエフ選手が最低の3.75倍。その次が現在3ゴールを挙げているショムロドフ選手で3.9倍。
両チームがゴールを決めるか否か
こちらは両チームがゴールを決めるかどうかを「はい/いいえ」の2択で予想する賭け。"はい"の選択肢が2倍で"いいえ"が1.73倍なので、一方しか決めないという見込みのほうが高いようです。
ゴールするチーム予想オッズ
こちらも同じくウィリアムヒルより、チームごとのゴールの有無を予想する賭け。日本の守備を考えると、ウズベキスタンの1.7倍は狙い目ではないかとも思います。
この試合、勝った方が1位でグループ突破となり、決勝トーナメント初戦でグループEの2位と当たります。つまり相手はカタールかサウジアラビア。
引き分けだと得失点差でウズベキスタンが1位、日本は2位。2位で突破した場合、相手はグループBの2位。つまり前回王者オーストラリアとの対戦に。
首位でも2位突破でも、いずれにせよいきなり厳しい試合が待っていることは間違いありません。森保監督がどのような思惑で人選し、どんなシナリオを考えるか。それも含めて予想し甲斐がありますね。
この試合はとりあえず「日本のアジアンハンデ-1(2点差以上で的中、1点差の勝利は返金)2.18倍」が良さそうと予想。
ウズベキスタンもゴールを決めるだろうと思い1.7倍、さらに両チームがゴールを決めるの"はい"の2.00倍、さらに両チームがゴールを決めて日本が2点差で勝つということは必然的に総ゴール数が3点以上なのでOver2.5の2.05倍というやや無茶な組み合わせもピックしました。
皆様の予想的中もお祈りしております!